【82日】親を経験してから初めて思うこと。子育ての可能性は無限大なので、手探りで進むべし

こんばんは!

毎日更新のファミリハ通信です。開業までの苦悩やクリニック運営への想い、新しい小児リハビリテーションの仕組み作りへの秘策などをお送りしています。

開業の日がカウントダウンされてきて、どんどんやることが貯まっています。それにも関わらず、院長はどんどん色んな人の相談を受けています。

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こうしてあげてみると何しているのかわかりません。
これに加えて生後半年になる男の子の“子育て”というミッションもあります。


「こどもはこうやって育つんだよ」とこれまでいろいろとのたもうて来ていますが、自分もまだその道すがらです。今後どうなるかは分かりません。

わかるのは、やらなきゃできないこと。それだけです。

待っているだけで何かが起きるわけではない。それを伝えています。外来でも同じ事をしています。

自分の知識、経験から「こうするとこんな反応が出てくることが多い」、「こんな反応するときはこういう気持ちを持っているはず」。そういったことを精一杯伝えています。


新しく始めている事の中で、これを伝えるにはどうやって文章にするのが良いのかを真剣に悩んでいますが、良い言葉が見つかりません。

それは同じ親として、自分も悩みながらいつの間にか身につけていることがベースとなっているからです。

果たして、同じことが他の子にも通用するのか。知識だけ手に入れて、同じようにこどもにしてあげられるのか。それはまた別の問題なのです。

そこに関わってくるのはきっと好みの問題で、何を心地よいとするのかは経験で変わるものではなく、個人が直感で感じるもの。だから知識だけで同じようにためしてみてもはまらないことがある。

1人目と2人目でも子育てがまるっきり違っています。

すでに4年が経過しているので忘れている部分も大きいと思いますが、同じようにしているつもりでも通用しないことが多いです。こどもの性格って本当に違うんだなというのを実感しています。

もちろん同じときもあります。同じものを好きになって取り合いになって結局困る。それもやってみなければわからないこと。


自分が経験したこと。他の人に同じようになって欲しくなくて伝えていること。その中にちょっとだけでも他の可能性を忍ばせておく。もしくは自分で一歩踏み出せるお手伝いをすること。

そうやって小児整形外科の存在意義を示して行ければ良いなと思います。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター



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