クラウドファンディングの始め方⑦

こんばんは。クラファン終了から1週間。本当に怒濤のように過ぎていった1週間でした。本当はもう少し落ち着いて作業していきたいです。

今後の計画について、そろそろ発表出来そうです。もう少しお待ちください。

さて、昨日は「徹底的に相手のことを考えて文章を考えろ」という内容でしたね。

いよいよ実践編に入ろうかと思います。中身は全てまとまった。どうやって伝えるのか広めるのか。やってきたことを書いていきます。

同じ方向を向いている人に習う

自分のやっていることがどれほど新規性があると思っていたとしても、だいたい先駆者という者がいます。「産前産後」分野なんて、本当にそんな感じで、なぜこれほど広まっていないのかと疑うほどいろいろなところにヒットしました。

そう。
なぜ広まっていないのかなのです。

先駆者を見て、そのなぜを解決する必要があります。

同じことをしていては結果も同じ。どこかを変えていく必要があるのです。

まずはわかりやすいところで、PT学会や助産師の団体に声をかけて回りました。想いに賛同してくれる方もいますが、アプローチの仕方が悪かったのか、思ったほどの反応は得られませんでした。

やはり、大きな団体だとそう簡単に動いてくれないというのが今回の収穫でした。

一般の人と、医療系の学会との意識のギャップを埋めるのは難しそうです。

自分の知り合いにまずは広める

クラウドファンディングはオープンすれば勝手に広まる。広まらない場合は想いが足りないからだ。と、思っている方もいるのではないでしょうか。

そんなことないんです。

一般的に、自分の知り合い1/3、その知り合い1/3、全然知らなかった人1/3と言われるほど、特に最初の支援者になるのは自分の知り合いです。

そこにさえ響かないテーマや内容は、言ってしまえば赤の他人に届くとは思えません。

クラウドファンディングのサイトをザッピングしていると、ほとんど支援が入っていないまま、終了を向かえようとしているプロジェクトを見かけます。もったいないです。

クラファンはサクセスしなくても一部の支援は得られるかもしれませんが、それだと『信用のなさ』をアピールしてしまうことになりかねません。

そして、次に出す話題こそが、この知り合いの広がりが大切な最大の理由です。

始まった瞬間、成功が決まる

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これはクラウドファンディングのプラットフォーム「READY FOR」に載っている内容ですが、なんとも衝撃の内容です。

公開から5日以内に目標金額の20%の支援が入っていた場合は、プロジェクトの成功率が約90%になるというのです。

ちなみに私のプロジェクト『#ママリハ』は開始5日で110万円を超え、20%の支援を獲得していました。無事に成功に持って行けたので、このデータは本物です!!

それほどスタートダッシュが大切だということが理解していただけたでしょうか。

今回もスタートに向けて、あらゆる手を尽くして宣伝していました。

前回紹介した『骨盤調整』フライヤーもその一つです。
他にも、他職種向けにセミナーを開催したりもしました。
その全てが今回の結果に繋がってきています。

テーマや内容、デザインだけでなく、それをどの様に伝えていけば良いか。そのタイミングや方法はどうするのか。こういったことは全てのマーケティングに繋がることであり、クラウドファンディングを通して大変勉強させていただきました。

そして、何かを始めるときには、これまで自分がどの様な道を歩んできたのか、どれくらい人のためにやってきたのかがよく分かります。

今後も後ろを振り返ることなく、できることをひとつずつやっていきます。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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