アフターコロナはセックスが課題?!LoveTech Media編集長の長岡さんに聞く、これからの妊活
妊活中のお悩みで多く寄せられるのが、セックスのお悩み。
「ずっとセックスレスだったから、いざ妊活しようと思ってもどうしたらいいのか分からなくって…」
「パートナーと時間が合わなくて、なかなかタイミングがとれないんです」
セックスはパートナーとのコミュニケーションの1つ。正解も不正解もないものだからこそ、2人らしいコミュニケーションを築くのには時間がかかり、焦ってしまうもの。
それに、セックスの悩みはプライベートな事なので、周りの人にも相談しにくいですよね。
そこでファミワンでは8/23(日)18:00~19:00にセックスのお悩みに関する妊活ライブ「排卵日なのに、できない」を配信!
今回は当日に登壇いただくLoveTech Mediaの長岡さんに、メディアに寄せられるセックスに関するお悩みから、これからの妊活に関する課題まで、たっぷりとお話を伺いました!
LoveTech Mediaの考える「愛」とは?
LoveTech Mediaは「”愛”に寄り添うテクノロジー」をテーマにしたWEBメディアです。テクノロジーはもちろん、「愛」を軸にしたさまざまな人や取り組みなども取り上げています。
ーーLoveTech Mediaさんって、取り扱うテーマがすごく幅広いですよね。
長岡さん:よく「何のメディアですか」と聞かれることも多いんですよね(笑)
Techの部分は定義しやすいと思うんですけど、Loveのほうは定義できないものですよね。いろんな切り口の「愛」を紹介する中で、読者のみなさんそれぞれが「いいな」と思うものを読んでいただいています。
だけど、取材させていただくみなさんに共通して言えるのは、みなさんが何かに夢中だったり、熱中していたりすること。人を好きになる「愛」以外にも、熱中することも一つの「愛」の形だと思うんですよね。
ーー人はもちろん、「もの」に対しても情熱・愛情を傾けていて、それも「愛」なんだろうなって感じます。
長岡さん:そうなんです。その人の琴線に触れる愛の形って十人十色ですよね。LoveTech Mediaの中では、結婚・妊娠・出産などのカテゴリーは一応は設けてはいるものの、愛の形は完璧にカテゴライズできるものでもないなと感じています。
読者も本当に幅広くて、保育士さんなどのエンドユーザーやメディアの方も多く見てくれていますし、ガバメントテクノロジーやアグリテック(農業×テクノロジー)の記事も出していることから経産省、金融庁、文科省、環境省、海上保安庁の方たちにも観ていただいていたりもするんです!
LoveTech Mediaに寄せられる、性に関するお悩み
ーー妊活・妊娠・出産のテーマで反響のあった記事はありますか?
長岡さん:実はファミワンさんが5月に開催した「妊活と新型コロナウイルス」のイベントレポートはよく読まれています。あとは、精子チェックキットのSeemの記事もメディア累計トップ10に入るくらいよく読んでいただいています。精子をスマホでチェックできるって、すごく画期的でみなさん「えっ!」って気になりますよね。
そのほかにも、母乳分析サービスのBonyu.labの記事や韓国のコンドームメーカーの記事も人気ですね。
ーー読者さんの層が厚いですが、読者さんからセックスに関してはどんな悩みが寄せられていますか?
長岡さん:Seemの記事なども書いていることもあり、男性不妊についてはよくお悩みを寄せていただきます。また、実は僕の奥さんが婚活のお仕事をしていることもあり、そこから男性不妊のお話になることもあるんですよね。
男性不妊を遡ると、セックスレスに繋がっていることもあるので「関係性ってどうやってつくったらいいのだろう?」という相談もよく受けています。
あとは、若者から「避妊せずにセックスしてしまった」という悩みが寄せられることも。一時期、1ヶ月に4~5名ほど「避妊せずにやってしまって、どうしたらいいですか?」という質問がたて続けにきたことがあって!
そんなときに参考になる記事があるといいかなと思い、ファミワンさんが昨年10月に主催した、月経、子宮内膜症、OC/LEP、避妊などを学ぶイベントのレポート記事を丁寧に書いたんです。
新型コロナウイルス後の時代、妊活の課題はどうなる?
ーー最近はSeemなどの精子チェックキットが発売されたこともそうですが、「性」に対して少しずつオープンな時代になりましたよね。
長岡さん:少しずつ、そうなってきましたね。いい傾向ではあると思う一方で、格差も激しくなっているなと感じます。性に関して話すことができる人って、ある程度気持ちにも「余裕のある人」だと思うんですよね。余裕がある人のほうが発信できる心持ちもありますし。
だけど、この新型コロナウイルスによって余裕がない人が増えてくると思います。なので、コロナを乗り越えて、この良い傾向を頑張って維持していきたいなと感じていますね。
ーーコロナの影響は大きそうですよね。
長岡さん:そうですね。2011年に発生した東日本大震災のときに「震災婚」が話題になりましたが、今回のコロナも似たような状況になっていると感じます。
焦りを感じて条件面だけで結婚相手を決めてしまう人も少なくないそうです。そうしたときに体の相性が良くなかった、気持ちが上がらないなどの相談も増えてくると考えられるので、セックスやスキンシップ、コミュニケーションなどがこれから課題の1つとして上がってくるようになるかもしれないですね。
ーー特に妊活中はパートナーとのコミュニケーションが大切なので、ふたりの相性も婚活の上で重要なポイントになりそうですね。
長岡さん:そうなんです。あと、僕が最近感じていることですが、ファミワンさんが自治体と連携しているのはすごくいいなと思っているんです。婚活サービスに補助金を出している自治体はたくさんあるのですが、妊活支援ももっともっと行っていくべきだなぁと。
婚活支援も素晴らしいことではありつつも、少子化対策をするのであれば、やっぱり妊活の支援が必要なのではと思います。
ーーありがとうございます!では、最後に23日の配信をご覧になるみなさんへ、一言お願いします!
長岡さん:自分たちの性の悩みを発信したり、口にすることって勇気がいることだけど、すごく大事なことだと僕は思うんですよね。そうすることで、自分の欲しい情報も集まってくるし、思わぬ情報を得ることもできるかもしれません。
なのでまずは一歩、こういったコミュニティやイベントに参加してみるということはすごく意義のあることなんじゃないかと思います!
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自分の悩みを口にすること、表現することってすごく勇気がいること。
だけど、誰かの悩みを聞いてみたり、自分の悩みを相談したりすることで、新しい発見があるかもしれません。
ファミワンの妊活ライブはもちろん匿名で、顔を出さず(ビデオオフ)にご参加いただけます。
「みんな、セックスに関してどんな悩みを抱えているのかな」「何か改善方法があるかな」
その悩み、一人ではなく、みんなで一緒に考えませんか?
「排卵日なのに、できない」は8/23(日)18:00~19:00の配信です。妊活ライブは初月無料でご登録いただけますので、ぜひこちらのページからチェックしてみてください。
ライブ会員の登録はなしで、単発のお申込みをご希望の場合はこちらからどうぞ!
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