マガジンのカバー画像

チームファミーリエ・メンバー`s note

238
「チームファミーリエ」のメンバーによるnoteマガジンです。弊社は各専門分野を持ったスペシャリストによって構成され、互いのスキルを補完し合いチームで事業を行っています。
運営しているクリエイター

#クラシック音楽

バイオリン属とヴィオール属

ヴィオール属、というのを聞いたことがあるだろうか。楽器の属性を示す言葉である。バイオリン属にはバイオリン、ビオラ、チェロがいる。ヴィオール属にいるのは「コントラバス」である。コントラバスはオーケストラで低い音を鳴らすかっこいい楽器で、弦楽器の中では最大のものである。ジャズやポップスの時にはベースと呼ばれる渋いヤツなのだ。 我が家は子ども達がバイオリン、私がビオラ、夫がチェロをやっていて弦楽四重奏ができる。オーケストラの練習や親戚の結婚式の余興などの際は家族内でメンバーを揃え

逃げたあいつが戻ってきた

先週は娘のオーケストライヤイヤ期の話をした。 練習が嫌で自転車で逃走した娘だが、翌日から渋々練習を開始した。バイオリンを弾く時間10分、動画を見る時間たくさん。鼻歌で歌うのずっと。みたいな調子で数日過ごしたが、レッスンの数日前に何かのスイッチが入ったように空き時間があればずっと弾くモードに突入した。 その何かのスイッチを入れたのは何か。それは「褒め」である。とにかく褒めた。もちろん嘘はない。本当に良くなったことだけを言った。「音がよくなった」「昨日間違えてばかりだったとこ

逃げてもいいけど戻ってこい。

先週のこと、娘がオーケストラの練習に行きたくないと泣いた。今週は練習場へ送っていこうと学校近くで待っていた夫を見て自転車に乗って逃げたらしい。(それでもふてくされながらだが、ずいぶん遅れて戻ってきた)逃げてどうする気だったのか、と私は内心おかしかったが、放っておいた。 来年の3月にジュニアオーケストラの本格的なコンサートをすることになった。管楽器や打楽器も揃い、ほぼフルオーケストラという編成で演奏するのは2年ぶり。しかし、予定していたソリストと指揮者の出演はコロナ禍での延期

ひとのラブレターを大声で

近藤です。 手を伸ばしたら山を渡っていく雨雲を掴めるんじゃないか、と思う山の我が家です。 山から町までちょっと遠いので割と長い時間車に乗ります。道中、いま勉強している語学の単語や会話集を聞いたりするのですが、大抵は音楽を聴いています。 楽団で指揮をする曲を聴く時は、おかしい話ですが歌いながら結構手を振り回してしまいます。信号待ちの時に盛り上がっていたら隣の車の人と目が合ったことがあり、それ以来なるべく気をつけて小さめの口と手の動きを心がけて曲を聴くことにしています。(と