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つよさもよわさも際立つ時間

徳倉です。
世界が一変した1か月を過ごしています。
STAYHOMEという新しい言葉も生まれています。

私がこれまで見てきた映画ではヒーローは外にでて、悪者や宇宙からの侵略者をやっつけるものしか見た事なかったのですが、今回ヒーローになりたい人は、「家でじっとしている」事が大事な様です。
もちろん、毎日最前線で働かれているエッセンシャルワーカー(これも今月初旬にCNNニュースで初めて知った言葉でした。)は間違いなくヒーロー・ヒロインであるのは言うまでもありません。

さて、つよさもよわさも際立つ時間とタイトルしましたが、制限がある生活を強いられるともちろん人は大なり小なりストレスを抱えます。

NY州知事のコメントがありましたが、「普段優しくすることはそんなに難しい事ではない、困難に直面してる時に優しくできるかどうかなのだ」の様なフレーズがありました。
また、「普段あなたが期待していない様な人が、底力を見せる事もあるだろう」とも話していました。

まさにそれがしっくりくるのが今の社会かもしれません。

家庭内暴力(DV)が増えると危惧する声や(実際増えているはず)、コロナ離婚というフレーズにも象徴されるように人の「よわさ」からくる問題がさらに顕在化していると感じます。
イライラしている人や、思いやりがない行動が目に付く事もあるでしょう。

逆に、こんな時でも機嫌よく過ごしてる人や新しいサポートを始めている人もいます。これは「つよさ」だと思います。
もちろん、抱えている経済的・身体的・時間的条件は異なっています。
自分のできる範囲の中での、思いやりが少しでも見える社会であれば良いなと思い日々過ごしています。

私はというと、会社としてはもちろん大きく影響を受けていて思案する事はもちろん多くあり打てる手を打ちながら今後を模索しています。
それと同時に、自宅には小学校に通えない3人の子どもがいますのでかなりの時間一緒に過ごしています。

今、思い出すのは自分がそれぞれの子どもの時に取得した育児休業の事とまだ結婚していない時に病気療養していた1年間の事です。

それぞれにかなりの制約があり、子育てを中心において過ごしていた事や病気療養で全く働けなくて心細く過ごしていた経験です。

家事や育児、そして勉強を見ながらあの時は何も話せず、抱いたままの子ども達も今はある程度(笑)言う事を聞いてくれて少しでも仕事ができる環境になっている事が有難いと感じています。

そして、かつて独身時代に病気療養で全く収入が途絶えそうになった事も今となっては「あーいう事があったけれど何とかなっている」という良い意味の開き直りでやっていけていると思います。

どちらの経験も、これまでの日本の男性社会では「よわさ」の部分であったものが私の中ではゆるぎない「つよさ」になっていると確信したこのタイミング。

まだまだ社会がどのように変化していくかわかりませんが、少しでも今の状況から収束し、新しい価値観で楽しく過ごせるようにするための準備期間とします。

今日はこの辺で


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