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診療報酬明細書(レセプト)のお話

診療報酬明細書、通称レセプトをご存知でしょうか?
レセプトとは、患者を診療した後、公的機関に診療報酬を請求するための書面のことです。

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一般的に、病院で診療を受けても患者は3割負担で(条件によって割合は変わります)、残りの7割は国保連合会などの公的機関から支払われます。この報酬を請求するための書類がレセプトになります。

病院では毎月10日までにレセプトと呼ばれる請求書類を作成して提出します。聞いた話ですが、この書面の作成が結構大変で、毎月10日が近づくと医療事務はこの書類作成に追われることが多いみたいです。
提出が遅れると、報酬の支払いが1ヶ月遅れることになるので、病院経営としても非常に重要ですね。

医療関係者でないと普段知ることのない話ですが、医療費がどこからどのように支払われているか、病院がどんな苦労をしているかを理解するために、知っていて損はない知識ではないでしょうか?



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