七草にちか 未実装キャラソン予想 【シャニマス我儘なnote連作】
【シャニマス我儘なnote連作】に参加せていただきました。企画主旨は発案者様のnoteをご確認ください。
外部参加です。よろしくお願いいたします。
にちかの未実装キャラソンを予想します。
シャニマス世界におけるキャラソン
広義におけるキャラソンは、キャラの個性を楽曲に落とし込んだものです。そこにはシナリオで描かれた感動を盛り込まれていたり、自己紹介的なものであったりします。
シャニマスは解像度の高いアイドル育成ゲームです。なので、アーティストのCDとして流通するとなると、世界観に齟齬があらわれる恐れがでてきました。
シャニPとアイドルだけで共有されたコミュが、キャラソンとして作中で流通することに疑問符が出てくるのです。
事務所のコンプライアンス的にも、アイドル達の性格的にも、プライバシーを公に流す仕事はしないはずです。
例えば、天井努と八雲なみ、両者をつなぐ七草父との関係性がにちかのキャラソンに載せられていたとして、それは狂っている…という視点です。
アイドル育成ゲーム文化的には正しいキャラソンでも、シャニマスには合わないのではないかと、ユーザー間でも揺れているように見えます。
シャニマス世界でのパブリックイメージを主に盛り込むだけでよいのか、筆者にも答えは見つかっていません。
記事では、実在性・内面性の両面から、にちかの未実装キャラソンを考えていきます。
実在性キャラソンの場合
シャニマス世界のにちかの実在性から、キャラソンを考えていきます。
芸能界においてバラエティアイドル枠で活躍しています。どんな相手でも臆せずトークし、芸人との軽妙な掛け合いがTVでウケています。ひな壇でもPコミュでも、明るい妹キャラです。
5thWebCMで見れる挨拶から、快活な少女らしさが前面に押し出されています。
ユニット活動においては緋田美琴と比較されることが多く、劣等感からアイドル七草にちかを認めることができていません。
メンタル面でも、緊張のあまりステージで竦んでしまい、パフォーマンスを発揮できませんでした。
失敗から来る評判に、歯噛みすることもありました。
以上の活躍から、にちかのパブリックイメージは「現実と理想のギャップを埋めようと、背伸びするバラエティアイドル」です。
「goin’ my way」TVアニメTARITARI挿入歌
TVカメラに映ったにちかの魅力のひとつに、青臭い情熱を見ました。それは、ティーンエイジャーの青春を打ち出したようなキャラソンを想起させました。どういうものかというと、「健全な肉体に健全な精神が宿る」を体現したような、合唱コンクール課題曲系キャラソンです。
例に楽曲を挙げます。合唱部アニメ「TARITARI」の挿入歌「goin’ my way」です。アニメでは課題曲で歌われていました。
にちかのバラエティアイドル的な側面と、パフォーマンスへの執着をキャラソンにぶつけてみました。
JKアイドルが合コン課題曲にソロで挑戦する、という体ならバラエティアイドルとパフォーマンスの実在性も担保できるのではないでしょうか。
「Fly Fly Fly」のフレーズでシーズ楽曲「Fly and Fly」を拾えてますし、「Try Try Try 身体一つで どこまでも走るmy way」でムキムキにちかも拾えています。
既存ユニット曲で使われたフレーズをリサイクルすることも、アリだと思います。
肉体~精神まで鍛え上がる、上記のような健康的なキャラソンが来ると予想しています。
内面性キャラソンの場合
物販グッズを見ると、ステッカーのモチーフが羽の生えたヒールブーツです。ステージ衣装の主張が強いです。スニーカーやサンダルといったラフな靴ではありません。
ステッカーを素直に読むと、パフォーマンス特化したキャラソンで来ると思います。
ステージ衣装が避けて通れなくなったため、にちかのユニット衣装で内面性を考えます。
並ぶ美琴に釣り合うためか、16歳にしては老けて見える衣装デザインです。遅れるパフォーマンスを取り返すように、衣装だけでも美琴に合わせている気がします。実装コミュの絵から分かりますが、にちかはスッピンでも美人です。エクステも宝石も、健康なにちかに過装飾だと思います。
未発達の足をヒールに押しこんで、無茶な厚化粧の印象のまま、ステージで休まず回転するコマ。苦悶の百面相から始まる、威嚇のようなパフォーマンス。力尽きると回転が止まる、まさしく転倒するコマ…。これがにちかの内面性です。
これらの内面性をキャラソンに束ねるとどうなるでしょうか。
「ライアー・ルージュ」北沢志保
例で楽曲をあげると、ミリシタ北沢志保の「ライアー・ルージュ」の雰囲気が近いと思います。
にちかのメイク・シューズの意図をキャラソンに織り込んでくると思います。
にちかは自己肯定感が低く、評価から身を守らなくてはいけません。なのでステージ衣装は武装的です。
にちかは大人たちの視線に囲まれています。シャニPであり、美琴であり、はづきであり、ルカであり、成人たちから注目されています。眼差される視線はスポットライトのような生半可な光ではなく、レーザーのような熱視線です。
それらの視線をUVカットするように、ステージ衣装は武装的です。否が応でも大人にならけれならかった現実を、厚化粧で表しているのだと思います。
虚勢にも見えるにちかの背伸びを、シャニPは見抜きます。
真っ赤な口紅を引いている意図を思うとそれは羞恥的で、にちかがいたたまれません。
そんなにちかの内面にある、等身大のSOSが落とし込まれたキャラソンが実装されるかもしれません。
実在性・内面性をクリアしたキャラソン
八雲なみ路線が濃厚と睨んでいます。にちかがアイドルに憧れる原点なので、楽曲カバーすればキャラソンの実在性も内面性もクリアできます。
にちかのキャラソンとしてはどうかと思いますが、八雲なみ楽曲を掘れるタイミングは今だと思います。
それに、八雲なみカバー実装した場合のマイコレにちかコミュを、とても見たくもあります。
ここまで考えましたが、今までの予想全ハズしも全然あります。そのときは、にちかにパンチされることにします。
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