感想【Evil Revenger 復讐の女魔導士 ─兄妹はすれ違い、憎み合い、やがて殺し合う─】

　Twitterで応募したところ、100を超える数のRTがあったため、片っ端から読んで感想を書いていくことにしました。

　初めの作品の感想を書く前になんとなくお勧めしていただく作品のタイトルを見て思った事としては、ザ・ライトノベルというようなタイトルの作品と内容の物がめちゃめちゃ多いなってことです。

　ザ・ライトノベルといっても、自分が読んだことあるラノベは「とらドラ！」とか「狼と香辛料」とか「紅」とか、だけなんですが（歳がばれますね）いわゆる似たようなタイトルが多いなと。「～の件について」とか「異世界」とか「お兄ちゃん」とか、ですね。
　それ自体が良い悪いとは特に思わないんですけれど、ただの一読者としては「フィルターが厚いな」って思います。どういう事かというと、いわゆる「そういう」ワードが苦手な人とか興味が無い人もいると思うんですね。そう言う人たちの興味をタイトルの時点で引けてないのは勿体ないのかなと思います。好きな人たちには刺さりまくるんだろうけどね。

　何はともあれ、とりあえず初めての作品として読んでみました
【Evil Revenger 復讐の女魔導士 ─兄妹はすれ違い、憎み合い、やがて殺し合う─】
　
　すみません、本当に読んだままの感想を書きますと、

・登場人物の名前がややこしい。
・時間の経過がわからない。
・世界観が全然入ってこない。
　国とか兵団とか出てくるのは良いけれど、認識ができない。
・急に城奪還！という展開になって、全然ストーリーに追いつけない。
・戦闘シーン？が薄いというかなんというか。。。
　やたら漫画チックなセリフを言うなぁと。。。

　さらっと読んだだけで色々と出てきて、申し訳ない。本当に申し訳ないんですが最後まで読み切れませんでした。。。
　ストーリー展開にあまりマッチしていないようなやたらと「難しい」言葉やそれっぽい言葉を沢山使って、「それっぽい」雰囲気を出したいのかなと思ってしまいました。細かい心情描写や匂いなど、そういう描写には重きを置かずに、思いついた、入れ込みたい要素をひたすら詰め込んだようなお話だと感じてしまいました。
　物語としては、問題は無いと思いますが、読者と一緒に物語を共有する、というような意識をあまり感じることはできなかったのかなと。
　こっちは完全に置いてけぼり。。。


　ただ、他の方のレビューを読む限り、ダークファンタジーが好きな方にはお勧めだと思いますので、そこは是非ご一読を！

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