2023/12/19 絵本選び大作戦
・先週、クリスマスプレゼントとして姪っ子に絵本をあげました。
・まず、絵本を購入する際には文字の意味がわからなくとも絵で楽しめるものにしたかった。というのも、姪っ子はまだ一歳半の若造なので文字が読めず、擬音多めで文字の少ない赤ちゃん用絵本にした方が貰ってすぐに楽しんでくれるだろうと思ったから。
・そして、姪っ子ちゃんの好きなものは恐らくご飯。0才の頃からご飯のがっつき様が凄まじかったので、わかりやすい食べ物の載った絵本ならきっと気に入ってくれるはずだと考え、書店で絵本コーナーを上から下まで凝視する。
・最初に目に入ったのはこの絵本である。
ごはん ごはん (視覚デザインのえほん)
・豆ご飯やコーンご飯、お吸い物など様々なご飯と味噌汁、そして前菜が写実的に描かれた絵本。これは美味しそうだ。だけど、少しマニアックかもしれない。日本の食文化を学ぶ為には良いかも知れないが、姪っ子が数年後にこの絵本を読み返すことを考慮すると、いかんせん大人向けすぎる。
・続きまして次の絵本。
とびだす!うごく! たべもの (てのひらえほん)
・コンパクトかつ平易なイラストだ。しかもお値段もコンパクト!これなら姪っ子も何を表しているかすぐわかるだろうし、手に取ってめくってくれそうだ。だが、保育士である姪の母(つまり姉)から「可愛いけど、リアルな絵柄の方が色んな感性を刺激できるかも」ともっともらしい助言をいただいた。となると、リアルな絵柄で、わかりやすい食べ物を描いた絵本が必要となる。
・ということで、最終的にこの絵本に決定した。
おべんとう (1〜5歳児向け コクヨのしかけ絵本)
・これならどちらの条件にも当てはまっている。なにより、弁当に入れるおかずの作り方を仕掛け絵本にしている。物心着いた時に再度この絵本を思い出して「料理をしてみたい」という意欲が湧くかもしれない。天使な姪っ子には色んな経験をさせてあげたいからね、なんでも関心の向くように事前に用意しておきたいね。
・取り敢えずこちらを購入。丁重にクリスマスラッピングをしてもらったが、まあ年端もいかない姪っ子にはこの嬉しさがわかるまい。ラッピングされたプレゼントに胸を弾ませる、これが情緒というものよ。
・後日、姉から姪っ子が絵本で遊ぶ動画が送られてきた。「ぶおっおいー!(ブロッコリー)」と鳴きながら楽しそうに仕掛けをめくっていた。ヒ〜〜爆可愛いやね……。
・これは完全にエゴなのだが、姪っ子がこのまま息災で小学生に上がったら、入学祝いとして「10歳までに読みたい日本名作」シリーズを買い揃えてあげたいと思っている。世界名作シリーズでもいいが、私が日本文学を話したいために贈るのである。というか私も読みたい。『古事記』や『東海道中膝栗』がどのようにチャイルドナイズされているかが気になるところだ。
・姪っ子の顔が見たいザマスね。以上、デレデレの者でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?