宇宙戦艦ヤマト2199 第1章 感想(ネタバレあり)

 順番が前後してしまったが2202に続き、2199も観直して雑感を書き残しておく。さくっと観てさくっと書く。どうしても2202と比べてしまう箇所は出てしまうが、ご容赦願いたい。

 宇宙戦艦ヤマト2199は2012年の作品。なんと恐ろしい。当時私はまだ大学生だ(なお、今も大学生の模様)。
 震災の翌年で専攻を決めた頃、私は病気に苦しんでいた。院試の前に入院し、結局卒業を1年遅らせた。そして今あの頃の伏線を回収しようとしている。人生何が起こるか分からないものだ。

 2199の第1章だが、素晴らしい出来だ。台詞を重ねることで艦内の臨場感が出ており、号令も海自式である(おもーかーじ!)。この設定は2202で消えてしまったが、個人的には続けて欲しかった。
 人間関係もよく描かれている。沖田と土方の関係、古代と森の出会いなど。古代の過激な行動もキャラが出ており、ドラマに彩りがある。
 第1章ではまだほんの触りだが、森雪が正体不明の存在として描かれているのが良い。これは2202でも結局明らかになっていないはずで、ファンの間で様々な話がなされている。

 改めて観直して思ったが、マシンの塗りがとても良い。CGっぽさが無く、アニメとして全体に調和している。墨入れ(?)のゴチャゴチャしてる感じも私の好みだ。

もちろん気になることもあった。古代守が戦場に残る流れ、サーシャの埋葬などは、当時も不自然に思った箇所だ。

こんなところか。まさに雑感。
大満足の第1章だった。

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