宇宙戦艦ヤマト2199 第2章 感想(ネタバレあり)

 素晴らしい。2199ってこんなに良いアニメだったんだ・・・。見入ってしまい、書くべきことも忘れてしまった。メモ書き程度であるが気付いた点を書いていく。

登場人物の描写

 古代と島の関係は第1章でも描かれていたが、この章でもしっかり描写されている。古代と森の関係もエンケラドゥスの一件から良好になりつつある。出会いの印象は最悪だったが、こういう描写は良いね。俺も森に膝蹴りされたいな(?)
 真田さんも佐渡先生もキャラが立ってて良い。登場人物の考えとその背景が分かるのは良い。ヤマトってこんなに魅力的なキャラが多かったんだ・・・。

言葉の設定

 海自式の号令だが、「おもーかーじ」と「とーりかーじ」は反映されているが「うちーかたはじめ」は反映されてないんだね。もちろん全て反映するべきとも思わない。ちょっと思っただけ。

 ガミラス語もガミラス人の話す言葉全てに使われている訳ではなく、シークエンス音声やシステム音声などに使い分けられているように思った。異なる星、異なる文化であることを印象付ける場面に絞って使われている、これで良いんじゃないだろうか。というかこの設定も2202で消えているよね。個人的には続けて欲しかった。

戦闘シーン

 波動砲がとても良い。オリジナルと少し異なる発射シークエンスにもこだわりを感じる。個人的に一番かっこ良い波動砲は最後の方に南部が撃ったやつなんだけど、思い出補正が掛かっているだろうか。

 航空隊・潜水艦・反射衛生砲、さまざまな場面の切り替わりや音楽の使い方が小気味よい。ワンダバは笑いそうになったが、それはそれで良い。三式弾の着弾と音楽は確実に合わせてきただろう。

 榎本の「ばっかやろー」はさらばのオマージュなのだろうか?2202でも南部が「ばっかやろー」と言っていたが、例え2回目となってもこれは言わざるを得ないよね。
 遮蔽フィールドを抜けるところも「永遠に」のオマージュだよね。あとシュルツの「さらば、ヤマト」から完結編オマージュの流れは笑ってしまった。
 あと山本が主計課から希望する課に転属してたけど、これってヤマト3のオマージュなのか?

 こうして見てもオマージュだらけである。当時私はこれを見て「続編なさそう」と思ったほどだ。こんなの続編作る人が困ってしまうぞと。

 古代守の銃に2114年式とあったが、少し古過ぎないかと思った。レトロな趣味があるのだろうか。

悪かったところ(?)

冒頭の音楽はカットが目立つ。ちょっと違和感。
トランペットなんとかならんのか・・・?

まとめ

2202とはまるで違うアニメと再認識できた。好き嫌いはあるだろうが、私は2199大好きだ!(2202も5話までは好きだ!)

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