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デスクワーク中の肩こりに効くストレッチ

肩こりのメカニズム

デスクワークをされている方に圧倒的に多い症状は「肩こり」「頭痛」です。

頭の重さは約5kgと言われますが、デスクワーク中は頭が前に傾くので、この5kgの重さを首や肩甲骨周辺の筋肉で支えるため、その部位に緊張が生まれます。

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さらに、デスクワーク中は目と指先のみ使用することがほとんどのため、使わない肩甲骨周りはさらに硬まります。

そのような要因が「肩こり」「頭痛」につながるのです。

 症状がきつい方は肩コリだけでなく「吐き気」「めまい」を併発する方も多くいます。

そのためデスクワークが続く方には、積極的に「肩甲骨」を動かすことをオススメしています。

肩甲骨を動かすメリット

肩甲骨周辺には、首につながる筋肉も多いため、肩甲骨を動かすことで首~肩周辺の複数の筋肉を同時にゆるめることができます。

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肩甲骨が硬まっていると、手や指先への神経、血流の流れを阻害し、

「指のしびれ」「握力低下」「指の曲げ伸ばしができない」

という二次的な症状にもつながりますので、

肩甲骨のストレッチを行なうことが、様々な症状の予防策となるのです。

今回は簡単にできるストレッチを一つご紹介します。

肩甲骨ストレッチ

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この動作を5回繰り返します、肩周りがポカポカするのが感じられると思います。

まずは上記のストレッチをデスクワーク中で肩が重いときや、朝晩に1~2セット行なってみてください。


硬まりが強い人は胸が張れず手のひらが外を向かない(肩甲骨が寄らない状態)ケースもありますが、まずは一週間継続してみてください。

まとめ

アメリカのGoogle本社では、

「会社の生産性をあげるのは優秀な頭脳よりも、まずは体力と根性だ」

という考えのもと、

「cook(食事)」「Move(運動)」「Sleep(睡眠)」

の3つのキーワードを積極的に推奨しています。社内に「ウェルネスセンター」をつくるほど、社員の健康管理に力をいれています。


日本でも近年は「健康経営」に力を入れる企業が非常に増えてきました。


「たかが肩こり」と思うかもしれませんが、 肩こりや頭痛に悩まされることなく健康な状態でお仕事ができれば、気持ちにも余裕が出て、自然と生産性も上がることが想像できます。


一つのストレッチが、仕事やプライベートが充実するきっかけにつながっていきます。

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