badly drawn boy ー something to talk about

about a boyという映画をご存じだろうか。前の記事にも書いたが、これも元々はNick Hornbyの著作であった。日本で紹介されたときは「男版ブリジットジョーンズの日記」というフレーズで宣伝された。しかし、自分から見れば「ブリジットジョーンズの日記」の作家Helen Fielding の作風はNick Hornbyとはまったく異なるものである。あまりヒットはしなかったが、自分は小説のときから好きだったので、すんなり映画に入れた。
希薄になりがちな現代における人と人の繋がりについて、優しく読者に問いかけている。風刺、コメディ、ヒューマンすべてが詰め合わせって、心がほっとする作品である。

赤の他人との心の繋がりは恋愛以外にあるのか?

これがこの作品のテーマのひとつである。是非見てほしい。
今回はこの映画の主題歌を紹介したい。PVは映画の断片がちらっと見れる。歌詞が作品の世界観とピッタリで、すぐに繰り返し聴きたくなった曲だ。召し上がれ!

福島県のどこかに住んでいます。 震災後、幾多の出会いと別れを繰り返しながら何とか生きています。最近、震災直後のことを文字として残しておこうと考えました。あのとき決して報道されることのなかった真実の出来事を。 愛読書《about a boy》