![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9240945/054f068a3f6dc5933db9f11212369bef.jpg?width=800)
- 運営しているクリエイター
#BONNIEーPINK
BONNIE PINKーDaisy(1999)
Bonnie pinkが日本から姿を消し、NYで休養に入った。自分は彼女の過去の作品を聴きながら、彼女の復帰を待っていた。そんなとき、突然リリースが決まった曲がこれである。英語の歌詞は相変わらずであるが、どうも曲調が違う。以前の彼女の作品にはどこか影のある陰鬱さを帯びていた。それが作品の深みやリスナーの感情を躍らせていたのだが。
この休養中の作品はどこか軽快なPOPに乗せられているような感じを受 もっとみる
BONNIE PINKー金魚(1998)必聴!!
「陰気な曲だなぁ」
当時の自分がいかに無知だったか。音楽的素養がなかったか。この台詞からわかる。10代のとき、自分がBONNIE PINKのheaven's kitchenに出会って彼女の曲を聴き浸るようになって唯一この曲だけは好きにはなれなかった。
暗い曲調に暗い歌詞。聴く気分も深く塞ぎこんでいく。
しかし、年齢を重ねるにつれ、歌詞の意味を理解、体験するようになって初めてこの曲が素晴らしいと知 もっとみる
BONNIE PINKー犬と月(1998)
BONNIE PINKはこの作品以降、長期の休業に入る。仕事に自信を持てずに単身渡米。実に2年という歳月をアメリカで過ごした。この作品を残してBONNIE PINKは日本から消えたわけである。彼女の持っていた世界観がたまらなく好きだった自分は学生ながら活動休止の知らせにひどく絶望したものだ。
斬新な赤のボブ
楽曲のほとんどが英語
アイリッシュポップのフレーバーを見事にミックスさせたBONNIE P もっとみる
BONNIE PINKーthinking of you (2001)
彼女が日本語の歌を中心に歌うようになった当初の曲。
それまでは英語の曲がほとんどだったのに、この曲辺りから日本語の曲を中心に歌うようになった。音楽情報誌から英文法のミスを指摘されたり、様々な方面から多数の意見を寄せられたからだろうか。しかし彼女自身は「思いを届けるために、そんな小さなことにかまっている暇はないのです」と反論。確かにその通りだ。自分もその反論文を読んで、あっぱれと思ったものである。
もっとみる
BONNIE PINKーevil and flower
高校から専門大学生にかけて、長く。応援し続けているアーティスト。日本で代表すべき歌唱力を持っていると思う。ポニーキャニオンからavexに移籍したが、自分はポニー時代のBONNIE PINKが大好きだ。透明な声と、裏返る美しさ。後堪能あれ