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保険証を物理カードとして持ち歩くリスク

一昨日と昨日、台湾の保険証のことを書いたが、記事通りアプリと連携させればやはりかなり便利だ。

しかし、ここまで便利になっているならなぜプラスティック・カードを持ち歩いて病院に掛かる際、それを使わなければならないのか疑問である。

以前書いた通り、僕はiPhoneひとつで全てを済ませたい。

なぜなら、あのプラスティック・カードを持ち歩かなくて済む上、セキュリティー的にも安全、安心だからだ。

台湾の保険証には最近発行が始まっている“給付券”の申請が出来る機能が付いている。

申請はアプリ上、もしくはコンビニで出来るのだがその申請で問題が起きた。

ある人がまだ申請していないのに、申請しに行ったら既に申請済みになっていたそうだ。

実は元彼氏が保険証の番号(カードに記載されている)とパスワードを知っていてそれで申請してしまったらしい。

もちろんこの女性の危機管理にも問題があるのだが、プラスティック・カードで運用していなければこのようなことを避けられたかもしれない。(どのようにして?かはセキュリティの専門家ではないので控えさせていただく)

台湾の保険証はかなり多機能かつ便利なので落とした時や上記の場合などのリスクはそれなりに大きい。

例えば保険証が無事に手元へ戻って来たとしても本当に無事かはわからない。僕みたいに初期設定で既にパスワード設定していればなかなか悪さは難しいが、みんな設定しているとも限らない。

初期設定されていない保険証は比較的簡単にパスワードを設定できてしまう。

このような被害があるかどうかはわからないが、どちらにせよスマホに入れている方が安心だろう。

ちなみに台湾では高齢なお年寄りもスマホを持ち使っているのをよく目にする。

だからこそより物理カードを持ち歩かない方向へ持っていくべきだ。

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