台湾の健康保険証は多機能

台湾の健康保険証をついに受け取った。

今まで病院にかかる時は保険がないので100%実費だったのだが、台湾の医療費は日本と比べたら安い。

例えば近所の皮膚科にかかる場合、3日分ほどの飲み薬と塗り薬を含め、全てで650NTD(約2,600円)だった。

内容は違うので比較するのは難しいが、日本だと3割負担で3,000-4,000円は払っていた気がする。

そして昨日、保険証を受け取り今朝近所の皮膚科に行ってきたのだが、いつも650NTD払っていた内容と同じ感じで、支払いはたったの100NTD(約400円)だったのだ。

診察し支払いして薬を受け取った後、実は『紫外線療法』も受けたのである。

どうやら、これも込みで100NTDらしい。

日本で『紫外線療法』を受けたことがないので、ググってみたらヒットした病院では3割負担で1,020円かかるようだ。

もちろん、この1,020円だけではなく他にも診察料やら取られるので軽く2,000円は超えるのではないかと思う。

負担額の驚きもあるが、更にカルテがクラウドで共有されているところも台湾の健康保険の魅力の一つだ。

おそらく近所の皮膚科で保険証無しで診察を受けていたデータも共有されるだろう。他の病院で保険証無しでかかった時の今までのデータも保険証を持っていけばクラウドにまとめられるのではないかと思う。

更に台湾の保険証は保険料や電子カルテだけではなく、その他でも使われることがある。

以前台湾で、COVID-19の影響でマスクが足りないとなった時に保険証で購入管理をしていたのは日本でも大きく話題になった。

ワクチン接種の予約も保険証でさせているし、今月から5,000NTD相当の券が給付開始されるのだが、それも保険証で予約、管理されている。

この手続きは各コンビニにある端末と保険証で出来るのも手軽でいいと思う。

このように台湾の保険証はなくてはならないポジションになっているのは間違いない。

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