【TF小説】ハイエナと呼ばれて③

　ハイエナの呪いにかかった女性がそれなりに頑張って生きていく話。

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※挿絵はDALL·E/GPT4を用いています。

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　聞く話によると、動物の姿になって気に病む人が多いらしい。
　と言うか、存分に楽しんでいるのはあんたぐらいだと驚かれるぐらいだ。

　被害者は未だにちょこちょこと増えているそうだ。
　動物の種類は様々だ。
　牛やネズミや酷い時にはナメクジなんてのもいるそうだ。
　あぁ、ナメクジは流石に気に病むな……

　犬や猫ならば、発奮すればそんなに悪いこともあるまい……なんて思うが、そんなものなのだろうか？
　自分から望んで整形する人間もいれば、望まなければ絶望するということもあるのか。

　人間は複雑だなと思う反面、自己憐憫に酔ってるだけのように思う側面もある。
　勿論、そんなことを正面切って言えば更なる敵を作るだけなのだが。