見出し画像

【特殊メイク皮モノ小説】皮脱ぎ映画撮影④(終)

 女優さんが皮を脱ぐアングラ系のホラーの撮影話。

※当記事、及び関連する私の著作物を転載した場合、1記事につき500万円を著作者であるFakeZarathustraに支払うと同意したものとします。

※本作品はR18指定の内容です。note運営の判断の如何に関わらず18歳未満の閲覧はご遠慮ください。

※本作品に於ける描写は、現実的な観点での法的な問題、衛生的な問題をフィクションとして描いており、実際にこれを真似る行為に私は推奨も許可も与えません。当然、その事態に対して責任も負いません。

※フィクションと現実の区別の出来ない人は、本作品に影響を受ける立場であっても、本作品の影響を考慮する立場に於いても、一切の閲覧を禁止します。

※挿絵はChatGPTにて描きました。


 一旦落ち着こう。
 いくら精子がないと言えども、そう何発も連射できるものではない。

 そういう事情もあって、私は再びシャワーを浴びることにした。
 胃の中から上がってくる、彼女の精子の臭いを味わいつつ、もう一度スッキリした姿で戻って来る。

 彼女は彼女で、私の皮を被ったまま静かにしている。
 呼吸は鼻だけだから、そんなに激しいことを連続して行える訳ではない。
 スタッフが疲れていたら脱ぐかどうかと尋ねたが、彼女は「大丈夫」と笑ったあと、「むしろ脱ぎたくない」というのだった。

ここから先は

3,563字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?