見出し画像

よしだ屋珈琲店

『チューリップ』
1970年代を代表するフォークグループ。

私は彼らの全盛期少し後の世代ですが、
子どもの頃に聞いていた『心の旅』や『青春の影』は、今でも曲を覚えています。

全盛期の頃は子どもでしたが歌はまだ覚えています

その『チューリップ』の初期メンバーであった ベーシストの吉田彰さんが先日、故郷の福岡で
旅立たれたというニュースを目にしました😢

私自身は『チューリップ』のメンバーだった頃の吉田さんより、グループ脱退後、乃木坂駅に程近い喫茶店のマスターであった吉田さんの方が馴染みがあります。

『よしだ屋珈琲店』

「○○(私の名前)ちゃん、アコースティックギター、好きだったよね!乃木坂のカフェで
ライブあるから聴きに行かない?」

友人と行った初めてのよしだ屋珈琲店でのライブはスパニッシュギターとパーカッションのライブ
ギタリストもパーカッショニストも日本人ミュージシャンだけれど、そのリズムはLatinoだったな

このライブをきっかけに、友人と、また一人ででも定期的に開催されるライブに通っていたものでした。

吉田さんご自身も、アマチュアミュージシャンたちとバンドを組んだり、ライブに飛び入り参加してセッションをしたりと、ベーシストとしての
"吉田彰"を聞かせてくれました。

私が特に好きだったライブは、
前述のスパニッシュギターとパーカッションで
必ず聞きに行っていたのですが、
ある日、聞きながら無意識に身体を動かしていたのでしょう・・。
吉田さんに「○○(私の名前)さん、リズムの取り方がラテンだよね」と言われたことがあります😅

自分では、そう思ったことがなかったので、びっくりしましたが「身近にラテンミュージックがあった?」と聞かれ、思い出すのは"真珠取り"や
"碧空"といったタンゴ。
親が聞いていた曲がラテンミュージックが多かったかもしれません。

また親友の教え子が歌を作っていて、アマチュアとしてはそこそこ知られていたこともあり、メジャーデビューしたいという夢を持っていたので
吉田さんに聞いてもらい、アドバイスをいただいたこともありました。

そのよしだ屋珈琲店、2011年の夏に閉店してしまい、吉田さんは故郷である福岡に帰られました。

私がコーヒー好きになったのも"よしだ屋さん"

福岡に戻られてからも、元バンド仲間(私の友人もメンバー)は、年に1,2度福岡で吉田さんとライブを催したりしていました。

このバンドは解散してしまいましたが、その時のヴォーカルの方と私の友人はユニットを組んで今も東京で音楽活動をしています😊

私が聞きに行った最後のライブ

つい先日、その友人と久しぶりに会い
「吉田さん、どうしてる?」と尋ねたところ
ある病気で闘病してるとのことでした。

「また福岡でライブできたらいいね」
そんなことを言っていた矢先の訃報・・😢

音楽の楽しさを教えてくださった吉田さん
ありがとうございました・・R.I.P 🕊

★吉田さんの最後の歌がYouTubeにアップされています。(2024年1月
アマチュアバンドの頃にお世話になったラジオディレクターさんへの追悼の歌だそう
『彼の記憶』

最後のフレーズ
♬私の心に 記憶のまま残る   が心に沁みます😭

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?