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【同業】集患における「地域密着型」のマインドを変える。

そんなの当たり前と思っていることが意外と忘れていたり、知らなかったり、そういう事って多々あると思います。成功者ではない田舎の柔整師が、当たり前を発信することで、再認識したり覚えたりして頂けると嬉しいです。

なので、そんなの当たり前だよっと思って読んでいただけるとありがたいです。

開業後輩柔整師や、世話にはなっていない老害柔整師から集患について聞かれたことがあります。患者さんがこなければ飯も食えないので廃業一直線。接骨院を経営している場合、施術スキルより集患をどうするかと悩んでいる人も多いと思います。まぁ、当院だって予約が何か月も先みたいな院ではないので、語るなと言う人もいると思いますが・・・

まず、人を集める前にどこにターゲット(患者層)を持つのか。それを間違っているとそもそもだと考えています。

地域密着型や地域に根差した、そして地域No1。

やたらと「地域」を意識しているようですが。

そもそも地域って ? ?

その昔、業界には暗黙のルールで「1km以内には開業しない」と意味不明な先輩に忖度するものがありました。地域によって多少誤差はあると思いますが、半径1km~3kmはいわゆる小学校もしくは中学校の学区です。(岩手は田舎なので5kmとか普通にあります)つまり、1学区に1~2つの接骨院が商圏として抱えていたわけです。

あれ ? 他の県は違いますか ?

まぁ、続けます。

田んぼの真ん中に開業する人はいないと思います。この1~3kmの学区はどの地域であっても学校が存続できる程度人がいるというわけですが、少子化や高齢化により、学校の統廃合も珍しくありません。いくら今は良くても、住宅地の状況等により人が減ってきます。

学区内に頑張ってアプローチもいいです。その結果来院増えます。でもこれが続くと思ってはいけません。

学生は高校・大学で地元を離れる可能性大です。高齢者は天寿を全うすることでしょう。狭い地域を取りつくすその先には何があるのか、普通に考えてもわかると思います。

私が見て聞いて失敗しているなと思うのは、

地域と学区を間違えている ! !

ひらめき2AC

後輩柔整師や老害柔整師にこの話をしたところ、目から鱗と言われましたができている人はこんな事当たり前ですよね。マーケティングって言われることもあると思いますが、私も経営学なんて学んでないので大きいことは言いません。

でも、学区に拘ったりそこでなんとかしようとしている人が多すぎる。そりゃ、開業10年とか20年とか言ってるのに商圏が3kmとか当たり前ですってwww

地域ってある程度の範囲にわたって考えないとやることなす事小さくなります。大きくしたものを小さくする事は容易にできると思いますが、その逆は一からやり直すくらい大変なんですよ。

地域=学区

このマインドから抜けださない限り、集患って厳しいと思いますよ。

ちなみにですが、当院の患者は半径80kmにあります。時間でいうと1.5~2時間でしょうか。

立地としては、市街地から少し離れた田舎の更に田舎で、小学校が直線距離で約300m、中学校が直線距離で500m位かと。

患者分布ですが、

学区内25%、隣の学区15%

つまり、1~3kmの学区は全体の40%となります。そう半分以下です。

地元に愛されない接骨院という事が如実にわかりますwwww

市内(学区外)が30%、市外が30%

学区外からの患者は実に60%になっており、市街地や市外からこの田舎に患者さんを引き込んでいる形になっています。当院のライバルは1km県内の同業者ではなく、人が行きかう人口密集地で交通の便も良い、そういう同業者なのです。

いずれ枯渇することが分かっている狭いエリアばかりを見て、昔は患者が多かったや、先輩接骨院が採取しつくしたところを後発組が掘っても何もでてきませんよね。広く考えることができれば、まだ掘っていないところや、治らないなど現状に不満を抱えている患者さんは多いと思います。

そこに目を向けることが重要で、私の接骨院が開業6年をスポーツ外傷特化で乗り切ってこれた一つの要因だと考えています。

平時で70%、大会シーズンで90%の患者さんの60%は30分以上、多い人だと2時間かけて通院してもらっている。最後はチョット自慢しましたが、弁も立たず、性格も弱々しいのでせめてここでは自慢させて下さいwww

では、どうやってアプローチしていくのか。

そこが気になるところだと思いますが・・・

特別何かをしている訳ではないですが、有料にしたら読みますか ?

考えておきます。


追伸:書いてて思ったのは、田舎の接骨院だとこれはある程度通用すると思いますけど、バリバリの都市部だとどうなんでしょうか ?


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