マガジンのカバー画像

一般の方向け情報

15
知っているようで知らないこと、勘違いしていること。それを少しでも知っていただく、そのような内容にしています。
運営しているクリエイター

記事一覧

【一般】骨盤矯正は治療なのか?:新聞記事「施術の現場より13」

 当院に来る問い合わせで、なかなか多いのが骨盤矯正に関するものである。せっかくなのでここ…

【一般】考察、捻挫になりかけている:新聞記事「施術の現場より12」

 よく捻挫と聞くと思う。スポーツ外傷では鉄板のケガであり、その代表格は足首の捻挫だ。業界…

【一般】通院の強制はパワハラなのか:新聞記事「施術の現場より11」

 ハラスメント行為の厳格化が進んできた近年、その実態も浮き彫りになってきている。全国紙や…

【一般】健康保険療養費の不正請求:新聞記事「施術の現場より10」

 近年、新聞や雑誌、さらにはテレビでの報道で接(整)骨院の不正請求が問題視されている。健康…

【一般】青用紙へのサインの理由は:新聞記事「施術の現場より9」

  接(整)骨院で外傷に対する施術を受ける際に必要なものが、保険証と青用紙への自署である。…

【一般】オスグッド・シュラッター病:新聞記事「施術の現場より8」

 専門家ではなくとも、この疾患を知っている人は多い。当院に来院される患者でも、膝が痛いと…

【一般】理学療法士とは:新聞記事「施術の現場より7」

 理学療法士は、病院内でのリハビリテーションを行う国家資格である。医師の指示のもと、電気治療器や手技(マッサージ、ストレッチを含む)を使用し、主に粗大筋(動きの大きな筋肉)のリハビリテーションを行い、患者の社会復帰の手助けをする。養成校の要件緩和により、毎年多くの理学療法士が誕生しており、スポーツをしていた高校生には人気の資格である。  あはき柔(あん摩・鍼灸・柔道整復)との違いは、「医師の指示の下」が絶対要件であること。言い方を変えると、開業権を持っていない為、病院内勤務

【一般】痛いときは冷やすのか温めるのか:新聞記事「施術の現場より6」

 来院された患者からの質問で意外と多いのが、痛みがある時に冷やせばいいのか温めればいいの…

【一般】外傷の応急処置に変化:新聞記事「施術の現場より5」

 ケガをした際の応急処置のスタンダードとして長らく指導されてきたのがRICE(ライス)である。…

【同業・一般】医師の骨折・脱臼の同意拒否に物申す~役所も敵の孤独の戦い~

 私の院は開業以来、約6年間ほとんど医師から骨折・脱臼の同意をもらったことがありません。…

【一般】あん摩・マッサージ指圧師とは:新聞記事「施術の現場より4」

 あん摩とは、視覚障がい者の業(仕事)として湯治場や旅館などで行われてきた手技による施術で…

【一般】鍼灸師の現況:新聞記事「施術の現場より3」

 医療(医行為)は医師のみが行うことが可能というのが大前提だが、他の資格はそれぞれの範囲に…

【一般・同業】テーピングについて(基礎入門編)

 スポーツの現場では日常的に使うのがテーピング。本来は日常的に使わないようにしてあげるの…

【一般】接骨院にかかるときの注意点:新聞記事「 施術の現場より 2 」

 接(整)骨院は病院(医院)とは違うため、すべての施術に健康保険が適用されるわけではない。接(整)骨院では外傷(けが)に対して施術費用の健康保険が適用となり、それは骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)である。当院に来院される患者でも、問診票の記入前に健康保険証を提示される方もいるが、問診票による聞き取り後、徒手検査(手技によるテスト)を経てけがと判断された場合に健康保険の提示をお願いしている。  接(整)骨院において、肩こりや慢性腰痛などを健康保険にて施術を行う(受ける)