絵と本とパフェ

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北海道チーズケーキのクッションを抱きしめるだけの夜に考えること

この人、わたしのことをとても大切に想ってくれていて 友達の枠に収まりたくはないのだろうなという方がいるのだけど、わたしはその人の気持ちに(わたしに恋人がいなかったとしても)きっと応えられないし その人とお付き合いをする未来があったとしても、きっとその人を悲しませることしかできないだろうなとふと考えてしまった。 正直、今お付き合いをしている恋人ともズレが生じてきているというか、なんだろう、一緒にいて楽しいけど「わたしと一緒にいてこの人は幸せなのかなあ」「そのうちいなくなるような

    • 外はあたたかくてぽかぽかしていて、風はまだ少し冷たい、そんなアンバランスな感じがとても心地良いのにも関わらず、わたしは今日も床にへばりついている。何をしているんだー動きなさいよーと思うけど、動けないんだよねえ……  それはそれで良くないけど置いとくことにする わたしは人のことを他のもので例えることが多い。色とか、食べ物とか。以前、同期に「あなたは箸休めの塩昆布が付いているぜんざいだね」と言ったら「なんのこっちゃ」と言われたけど。でも、そんな感じで例えることがすごく多い気が

      • 陽気に踊っていたいと願うだけの日々

        とにかく体調が悪い。 目眩吐き気は当たり前、動くとふらふら、言葉だってまともに出てきやしない。目も霞んで前もよく見えないし、胃も心臓も痛い。 (↑書いててびっくりした よくこんな状態で働いてるよこの人って感じ) 理由は分かっている、全てが「仕事のストレス」によるものだ。 特に残る必要性もなし、未練もなし、職場の人間に愛想も尽きたので、全くと言ってもいいほどにここに居続ける意味などないのだけども、なんでも同じだね、長くいればいるほど情が湧いてくるんだよね。 とりあえず年度末まで

        • 寒い日の夜のにおいはなんだか寂しい

          あとは寝るだけという状態でだらだらしているときに、ほんのりと煙草のにおいが流れ込んでくることがある。 他の季節は特に何も思わないのだけども、冬場だけはそのにおいがとても寂しいものであるように感じる。 寒くて澄んだ夜空に、白い息と紫煙が混ざって溶けていく様子をぼんやりと眺める背中をひっそりと想像する。 その人が何歳くらいで、性別はどうで、どんな人柄で……なんてまるで分からないけど、想像する人の背中はいつも寂しげ。そうやって人の孤独を想像しているときは、わたし自身が寂しさを感じて

        北海道チーズケーキのクッションを抱きしめるだけの夜に考えること

          遣る瀬無い日は喫茶店に

          人生大悲惨祭を開催しそうになっていたので、キャスを久しぶりにしてみた。 とっても大好きな仲良しの子が来てくれておはなししていたら(気づいたら3枠もしていた。1時間半あっと言う間だった!)喫茶店に行きたくなったので、近所の喫茶店に行くことにした。 ゆっくりできるのもそうだけど、色んな話を聞くこともできるので、喫茶店はとても好き。 「お悩み相談をしてくる人は、もう既にある程度の方向性は決めているんだよね。あとは背中を押してほしいだけなことがほとんどだなあ」ってマスターが常連さん

          遣る瀬無い日は喫茶店に

          2023年の振り返り。

          いつもは、この時期に振り返りなんてしないんだけども、今年は色んなことが今まで以上にあったりなかったりして、ぐるぐるのぐちゃぐちゃすぎて「これじゃあ年なんて越せない!」ってなったので振り返ることにした。完全に備忘録。 今年、振り返ってみて一番思うのは「人との別れ」。心がぐらぐらとした1年だったなあと最初に感じた。 別れって言っても、縁を切った切られたみたいな「時間が経てば会えるかもね」とかいう別れじゃなくて、もっとこう、The 断絶というか。 春に一人、もう二度と会えなくなっ

          2023年の振り返り。

          日曜日、夜―憂鬱なときにはパフェを

          日曜日の夜はとても憂鬱な気持ちになる。 同じ気持ちを抱く人はわりといるんだと思う。 仕事のこととか、学校のこととか。 今の仕事がものすごく嫌いになった訳ではない。 面白いこともあるし、笑みが溢れる瞬間だってある。 でも、それを上回るくらいに、しんどいことがあったり人間関係で悩んで苦しんでいたりする。 同じ部署にどうしても合わない人がいて、その人とは関わりたくないのだけども、こちらにあらゆることを要求してきたり干渉してくる。それはあなたのお仕事ですよね?ということも、「俺の負

          日曜日、夜―憂鬱なときにはパフェを

          パフェには終わりが来る

          パフェには終わりが来る。 わたしはこの言葉を「どんなに楽しいことや幸せなこと、美しいものでも、いつかは終わってしまう儚いもの」として捉えている。この言葉を知って、わたしはすべての物事に終わりが来ることを学んだ。だから、何かが終わってしたとしても、「食べ終わったパフェと同じこと」として、(以前と比べると)あまり悲観的にならずに過ごせるようになった。 ……でも、先日、仲の良い人と遊んだ帰りにパフェを食べたとき、「ぼーっとしてるけど、疲れた?」と聞かれて思わず「パフェを食べ終わ

          パフェには終わりが来る