北海道チーズケーキのクッションを抱きしめるだけの夜に考えること

この人、わたしのことをとても大切に想ってくれていて 友達の枠に収まりたくはないのだろうなという方がいるのだけど、わたしはその人の気持ちに(わたしに恋人がいなかったとしても)きっと応えられないし その人とお付き合いをする未来があったとしても、きっとその人を悲しませることしかできないだろうなとふと考えてしまった。
正直、今お付き合いをしている恋人ともズレが生じてきているというか、なんだろう、一緒にいて楽しいけど「わたしと一緒にいてこの人は幸せなのかなあ」「そのうちいなくなるような人間と一緒にいるのはとてもかなしいことだから、ほんとにいなくなる前に去らないといけないな」とか考えてばかりの日々だ。向こうはわたしのことを大切にしているつもりだろうし、愛を持ってくれているみたいだけど、(だからこそ?)一緒にいるのがとても苦しい

自分の頑張るところはここだと思って必死にやってきたことも無駄で、意味がなくて、とうとう居場所すらもなくなっちゃったし、そこで頑張るのは間違いだったんじゃないかなと思うことがたくさん重なって 生きているのも苦しい。漠然と、30までには消え去ろうと思っていたのが少しずつ少しずつ鮮明になっていく感覚。

わたしにの理想は「誰にもわたしの存在を覚えてもらわず、思い出されることもなく、日が沈むかのように消えてなくなること」なのだけど、今わたしがしていることは対極にあるような気がしていて、それをちょっとずつ軌道修正しているつもりではあるのだけどもなかなかうまくはいかない。自分のことはずっと好きになれないし、自分が産み出すものも何処か偽物感があるというか虚しいというか。なにもない人が何をしているんだろうなと思う。人と深い関係を持ちたくないし、恋愛感情を抱かれるなんてもってのほか。そう思ってそう振る舞えば振る舞うほど、誰かに想われてしまうのは意味がわからない。フラグをへし折りながら生活しているのに、あちこちから生えてきて、すごくかなしい気持ちになる。こんなことを言うと、なんだか自慢話のように言われるので誰にも言えなくなっちゃった。それも苦しい。わたしはわたしの理念に沿わないことが嫌だというだけなのに

中途覚醒して寝付けない夜中はそんなことばかり考えてしまう。でも、誰もいないわたしだけの世界とすら感じるこの時間は嫌いではないし、そっちの方が落ち着く気もする。最近は、上の人の物音がすごくてそんなこともないのだけど。あと上の人絶対絶対犬と生活している。ここ、ペット不可なのに。


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