いろんなことが変わる。

２年も経つといろんなことが変わって、その変わったいろんなことがスタンダードになる。それでもまだなんだか実感できないことがある。なんとなくこれが現実なんだろうかとか、これでいいんだろうかとか、まだこっちが嘘の人生のような不思議な気持ちになることもある。

こじれてしまった関係性は二度と元に戻らない、戻したいわけでもなくむしろ離れたい。そんなことも思ったりする相手がいる。そう思ってしまうのは残念なことで、その人との関係性がこの先良いものであるようにと願ってやまない人もいて、でもその人の期待には答えられそうにない。申し訳ないけど私には私の感情があって、その人のために自分の感情を犠牲にはしたくない。私は私の納得のできなさに従うつもり。

こっちに引っ越してきて２年ちょっと、一番残念だったのはそのことかもしれなけれど、遅かれ早かれいつかそうなったのかもしれない。その人と普通に目を見て話すことができなくなった。崩れてしまうとこうなるんだね。苦手意識が根付いてしまった。多分その人と話しているときの私の表情は固いんだろうな。