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小説・フィクション

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小説や詩、フィクションのお話をまとめています。かなり短い作品ばかりですが、一部前編・後編ものや連載しているシリーズも入っています。書き始めたときは誰かに読んでもらうのがあまりにも… もっと読む
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2020年1月の記事一覧

恋のはじまり

あなたとの出会いは偶然、立ち寄ったカフェでした。 カフェの窓際に飾られた小さな陶器の鉢植…

椿 -TSUBAKI-
4年前
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#29 ありがとう

スマホの着信音が膝に置いていたバッグの中で鳴った。中山さんが「どうぞ」と目配せをしてくれ…

椿 -TSUBAKI-
4年前
26

未来へ

「また恋するね」 あなたとの最後の日、私はまっすぐあなたを見てそう言った。ちょっと寂しげ…

椿 -TSUBAKI-
4年前
24

今日は雨だから

僕は雨があんまり好きじゃない。傘をさしても靴が濡れて気持ち悪いんだ。だから雨の日はちょっ…

椿 -TSUBAKI-
4年前
31

中山さんのことを少し。

いつも私の連載小説『中山さん』を読んでくれてありがとうございます。読んでくれていないかた…

椿 -TSUBAKI-
4年前
28

#28 私だけの中山さん

岐阜行きの新幹線に座る私の斜め前の席では大学生らしいカップルが楽しそうに話していた。私も…

椿 -TSUBAKI-
4年前
39

空の向こう

「ねぇ、どこ見てるの?」 窓の外を見ているあなたの横顔に話しかけたら、あなたはこっちを向かずに「空だよ」と答えた。 「空」と答えたあなたは嘘をついてはいないけど、あなたが見てるのは空の向こうだ。 こんなに晴れた青空なのに、空を見ているあなたは寂しげ。 あなたはずっとつながる空の向こうにいるあの人を見ている。あなたが愛したあの人がいる。あの人を思ってる。 私を優しく抱きしめてくれるあなたの心の中にはいまもまだあの人がいるんだね。 それでも私はいいんだよ。私はあなたの

ずっとそばに。

あなたが好きって気持ちを両手ですくって大切にあたためた。壊れないように、そっと優しく包む…

椿 -TSUBAKI-
4年前
46

あまい時間

あまい声でささやく。 あまい目で見つめる。 あまい手で触れる。 「ねぇ、好き?」 「大好き…

椿 -TSUBAKI-
4年前
29

二人でならきっと。

ひとりで夜のベンチに座った。あたりを照らしてくれるのはベンチのうしろにある街灯だけ。 ほ…

椿 -TSUBAKI-
4年前
28

壁の向こう側

そこにはずっと壁があってね。 もしかしたら手を繋げるんじゃないかと思うくらいとても薄い透…

椿 -TSUBAKI-
4年前
24

赤いお花

「君には赤い花が似合うね」って言ってあなたが私に赤いお花をプレゼントしてくれた。 花一輪…

椿 -TSUBAKI-
4年前
30

内緒のお手紙

内緒のお手紙を書きます。 実はあなたの文章がとても魅力的で、私はあなたの文章のファンです…

椿 -TSUBAKI-
4年前
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