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言葉なんていらない。 あなたの存在自体が私の起爆剤。 私を幸せの涙であふれさせるのも、私…
ねぇ、愛してよ。 なんどもそんな言葉をひっこめる。 愛はとっても深いから。愛はすごく重い…
「ねぇ、サクラみようよ」 君がワクワクした顔で僕にそう言った。 春だからサクラだと君は言…
頬にそっと触れてくれたあなたの手に私も自分の手を重ねた。 あなたの手の温もりを感じたかっ…
BARのドアを開けた。なんども通ったこのBARのドアを数年ぶりに開けた。私に気づいたマスターは…
月を見上げてあなたを思う。 あなたに最後に会ったのはいつだっただろう。 記念日なんて数え…
朝、カーテンを開けるとベランダに水たまりができていました。 「雨だったのかな」 朝ごはんを準備して、ちょっとコンピュータを開いて仕事をしているうちに外は明るく晴れてきました。 今日は晴れるんだね。 あなたの街は晴れていますか? 今日のあなたの心は晴れていますか? 私はあなたのことを考えます。 私にできることであなたを癒せることは何だろう。 私ができないことであなたを苦しめることは何だろう。 たくさんを求めてしまう私の不安を包み込もうとしてくれるあなたの心が優しくて
あまい気持ちをくれる翔が出ていった。 夫との関係は別にどうでもいいとなんとなく思っていた…
あなたが私の髪を撫でた。 切なくて涙が出た。 あなたの優しい手が私のほおを包む。 幸せで…
「離婚、したの?」 「あー、それねぇ、しなかった」 「どうして?」 「うーん、翔が私と結…
私の外側が壊されていく。 その人の優しさにすべてを飲み込まれ、私が必死で守ってきた内側が…
「花音さん、はじめまして。桜坂と言います。素敵な詩ですね。とても心に響きました。僕は小説…
あなたに溶け込みたいほど抱きしめたい。 あなたを前から後ろから、ぎゅっと強く抱きしめるけ…
あなたを好きになった。 あなたを好きになったら見えるものが変わった。 明るい色を見るようになった。 明るい朝日、明るい水面、明るい花、明るい笑顔。 明るいものがたくさん目に映るようになった。 世界は何も変わっていないのに、あなたを好きになったときから私に映る世界の色が変わった。 あなたが私を受け入れてくれたとき、色だけじゃなくて空気も変わった。 私を包む空気は穏やかで優しくて、まるで春になった。 ありがとう。 あなたが私を大切に思ってくれて。 ただそれだけ