障害者グループホームというすまい
本稿は娘のゆり(知的障害者)の骨折をきっかけに起こった出来事や感じたままを介護者(母親)目線で綴った備忘録ですが、今回は、知的障害者の終の棲家となるグループホームについて書いてみました。
障害者グループホームとは?
大規模な入所施設が多数設置された時期(昭和期)を経て、もともとはすまいの場として、授産施設等に通う比較的軽度な障害者向けに生活の場としてグループホームは設置されてきた。
身辺自立している対象者向けなので、食事の準備など世話人による身体介護を伴わない支援が中心だ