ボードゲーム プレイ記 「テオティワカン シティオブゴッズ」#2
やったゲーム
テオティワカン シティオブゴッズ(https://boardgamegeek.com/boardgame/229853/teotihuacan-city-gods)
三行で
サイコロのワーカーを動かすゲーム
使うとワーカーが成長したり、陣取りができる
独特のプレイ感が魅力
テオティワカン シティオブゴッズ プレイ記
ゲーム概要
このゲームでは、初期3人、最大4人のワーカーを持ち、ワーカーは使うほど成長していき、成長すると多くの仕事ができるようになります。
また、ワーカーを働かせるためのスペースがモノポリーのような、決められたマス目を周回を行うルールとなっていて、自分のワーカーがたくさんいる場所で仕事をするとより効率よく仕事ができます。ワーカースペースの陣取りに対するルールも絶妙で、アクションをする場合、スペースにいる別のプレイヤーのワーカーの種類の数の、カカオを支払わなければいけません。
ゲーム中に、ワーカーの仕事でカカオを獲得する手段があまりないゲームですが、逆にアクションをしないかわりにカカオを獲得する場合は、スペースにいる別のプレイヤーのワーカーの種類の数+1個のカカオが貰えます。
最後まで成長する(数値が6になる)とワーカーは死に、ボーナスをプレイヤーにもたらし、転生(数値が1に戻る)します。
プレイヤーの出来る行動は、ワーカー1つを1・2・3のいずれかのスペース前に進めるだけなので、難しそうな見た目の割にルールが非常にわかりやすいのがとてもいいところです。
また、やるべき事も、ピラミッドを建てるか、墓をたくさん建てるかのどちらかで、初心者にもプレイ指標がわかりやすいゲームです。
BGA等で遊ぶ際は問題ありませんが、実物でやる時は
""かなり動かし忘れるので ""
最後の手番の人が、確実に白のラウンドマーカー(画像右上の白いマーカー)を動かすのが非常に重要です!プレイの際は気をつけてください!
プレイ記
2人でプレイし、最初はお互いに資源を集めはじめ、2人だと全くバッティングしないので、中盤までは作業のように資源をあつめ、お互い、石も木も大量にある状態に。
いよいよピラミッドに着手しようとすると、当然ながらバッティングが発生し、ピラミッド側にワーカーを集中させる側と、先に墓を建てる側に別れ、見かけのポイントは墓を先行させた側が明らかに多い状態に。
ピラミッドは資源の消費が激しいので、改めて資源を集め直し始めるものの、最初の日食が起き、中間の得点精算が発生。
墓の建設を進めていた「死者の大通りポイント」が非常に高く、既にとりかえしのつかなそうな気配に……(ピラミッドは頑張っても4点)
いよいよやばいと思い、ピラミッドを狙ったプレイヤーが、ピラミッドの建築を行うたびに勝利点が発生するボーナスを開放するも、既に建てやすい箇所は建築を行ってしまったため、ペースが追いつくことができず、そのまま序盤に離されたポイントに追いつけず終了。
感想
2人プレイだと、あまりバッティングも発生せず、カカオの獲得手段も実質的に緑の神殿からしか行えないため、妨害のためにカカオを支払う事自体が勇気のいる行動です。
bggでも4人推奨となっていますが、2人でやってみて、やはりこれは4人でやるゲームだなという印象です。資源の種類が石・木・金の三種類ですが、2人プレイだと全くバッティングが起きません。(無駄にカカオ払うくらいなら他の事が無コストでできてしまう)
3人プレイは未プレイですが、おそらく3人でもバッティングが起きないため、ゲームの醍醐味となる部分が回避できてしまうのではないかと思います。
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