食べてダイエットしよう
ダイエットするときに気にするカロリーは、「前払い」の、いわゆる投資である。
と私は思っています。
会社で言うなら「給料」。
仕事をするのに必要な費用を出してもらえなければ何も出来ないでしょう。
だから、ダイエットをする際に、「食べずに動く」というのは「死ぬための準備が整っていく行為」と思っています。
食わなければ痩せるのではなく、食わないと死ぬんです。
家電だって電気(エネルギー)がないと動かない。
人間だってカロリーというエネルギーがなければ動かないんです。
それを無理に動かせば支障が出る。それはリスクというより、自ら進んで怪我をしに行くような行為に見えます。
カロリーは自分の身体を動かしてくれるための……会社で例えると「予算」みたいなものだと思っています。
身体を動かすための「燃料」でも良いです。
必要以上に貯めこめばどんどん増えていく。使われない燃料や予算は使われないと「脂肪」に変わっていく。
だから、自分の身体が必要とする以上の栄養を摂取し続けると、余った栄養がそのまま脂肪に変わって太るのです。
「自分の必要とする食事量がわからない」と思うと思います。
ではどうするか。
①ながれ食いをやめる。
②食事に集中して食べる(感謝をしながら食べると味わって食べられるのでオススメです)。
③ゆっくり食べる(噛むと良いって言いますよね)。
以上。
これを意識して「続けて」いけば、だんだん自分の限界を知れます。
何故意識することが大切なのか。
それは、食べるものを意識することで、体が準備態勢に入ります。
「これからこれを食べるのだな」と意識し、「この量ならこれくらいで足りる」とか「足りなくてもよく噛めば足りる量だな」と意識が計算をして、体に「処理してください」と命令をします。
ながれ食いをすると、何をどれくらい食べるか計算するほうに意識が向かず、早食いをすると処理が追いつかないのです。
元来生き物は、自分で取得できる以上の栄養を摂ることは出来ないのです。
しかし人間はお互いの得手不得手を活かして協力し合い、自分が取得できる以上の対価を得ることもありました。
自分が処理しきれる以上の対価(栄養)を得てしまったら太りますね。
それを調整するには、とにかく「自分の身体の限界」や「処理能力」を理解して、自発的に調整していくしかないのです。
運動能力を高めるのも調整のうちに入ります。
食事量だけでは処理しきれないのなら、運動を取り入れるのも大事です。
そして運動をするにしても、一朝一夕でどうにか出来ないのは、上で例えた「給料」と同じです。
日雇いの仕事でその場限りの給料だけで、何日持たせられるでしょうか。
継続的に安定した給料(運動量)を得られなければ、安定して生活(体)を支えていくことは難しいでしょう。
もちろん、人それぞれあった生活があります。
それぞれのライフスタイルを大事にすることが大切で、そのためにはやはり、「己を知る」ことが大切なのです。
自分に合った食事量と運動量で常に自身の身体を支えてあげてください。
自分の体(会社)をブラックにするかホワイトにするかは自分次第です。
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