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高校時代とのギャップ

自分は将来的に英語を使って海外の企業と交渉するような仕事をしたいと思い、バカ真面目な英語サークルに入っている。だけれども、高校の時は野球部で、目立っているタイプで、同じ学年の男はほぼ友達みたいな、世間の言う”陽キャ”の部類だったと思う。そんな高校生活を共に過ごしてきた友達8人が関西に遊びに来た。

梅田・心斎橋・なんばを一通り観光した後、みんな20歳を超えたこともあり、飲みに行くながれになった。

1軒目の居酒屋では、みんなの新しい彼女の話をしたり、ワンナイトがどうたらこうたらみたいな、いかにも大学生の話をして盛り上がった。

そのあと、みんなで持ち込み可能なカラオケに行こうという話になり、僕はてっきりカラオケで好きな歌を歌って盛り上がるだけだと思い、ついていった。

その中で1曲目で歌い始めたのは「さくらんぼ」
序盤は普通の歌詞で盛り上がっていたが、サビに入った途端、飲みサーの「飲んで、飲んで、飲んで」というものに変貌していたのだ。

序盤で書いた通り、僕は英語サークルでこんな飲みをした経験もなく、唖然
普通にドン引きしてしまった

自分はてっきり飲みゲーやコールは昭和から平成の埃がかぶった化石のようなものだと思っていたため、本当に実在して、まだやっている大学生がいるんだと驚く。

やっぱり高校時代どんなに仲良かった奴らでも、大学で全く違う生活を送っていたら、ギャップでついていけなくなる瞬間があるのだと実感した。

昔はこんなことしなくても、楽しく騒げていたのに、こんなことをしないと騒げなくなったんだと思うとみんなが離れていくようで寂しい気持ちになった。

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