ミニマリストに憧れるが今一なりきれないアラサー男子の持ち物5選(前編)

ミニマリストの定義は諸説あるので、ここでは「必要最低限の持ち物で生活してる人」としておきます。

僕の理想としているミニマリストは、ホストのRolandさんです。20万人以上の登録者数がいるYoutubeチャンネルの「Host-TV」で最も再生されている動画が、彼の自宅紹介となってます。

※彼個人のチャンネルは100万人を超えているので、Rolandさんの影響力たるや恐ろしいてすね。

この動画は何回も見てますが、300万円するベッドから1000円の無印の化粧水まで、自分にとっての「これがいい」というものをしっかり認識している点でとても好印象でした。
なお、彼がミニマリストかどうかはここでは議論をしません。

紹介されているようなHERMESのアタッシュケースや、暖炉は持っていないですが、これまで買った僕自身の持ち物にも、カッコつけた表現すると買った時のストーリーなんかはあります。

今回はそんな自分のこだわりの持ち物を紹介します。全部紹介すると多くなりそうなので、5つに絞ろうかと思います。

※2個目の紹介文を書いてる途中で、「同じテンション感で書くと長くなりそうだな」と思い、前編・後編で分けました。

1,MOTHERHOUSE「アンティークスクエアバックパック」

仕事やプライベート、あらゆる場面で一番使ってるバックパックになります。
他には荷物が多い時用の大きいバックパックと、レザーのトートバッグの3つ使ってますが、一番使っているのがこれです。
monographの堀口さんの紹介で有名になったかと思います。

マザーハウスの会社自体は、学生時代に読んだ創業者の山口絵理子さんの著書で名前を知ってました。社会起業家というところにだけスポットを当てていたこと、女性向けの商品を作っている人だな、っていうところから特に何を作っているかよくわかっていませんでした。


なのでこんなにかっこいいバック作ってたんだと、当時はかなり衝撃でした。このバッグの存在を知ったのは3年くらい前ですが、そこからずっと欲しいと思ってました。

しかし自分の手持ち金では高かったこと、別のバックパックを使っていたことなど、中々買うに至りませんでした。
そんな中、使ってたバックパックが故障してしまったこと、また直近で昇進が決まった自分へのご褒美の意味も込めて、昨年の夏、ついに買うことを決断しました。

色はブラウン系やブラックが取り上げられがちですが、調べたら断トツでグレーがかっこよかったです。
マザーハウスはグレーがかっこいい。

びっくりしたのは店頭で紹介してもらった際のこと。一つ一つ同じ色でも仕上がりが違うと口コミがあったので、頼んで2・3個並べて見せてもらうと、明らかに別物だったのが印象的でした。

グレーといっても青みが強めのグレー。比較した上で濃淡がはっきりしている個体を選びました。
写真は半年以上使った状態ですが、芯材がしっかりしてるので形はほぼ買った当初のまま。


お気に入りの点を3つ挙げます。


①デザイン性

正直買った理由はこれです。
見た目が好きだから、これがすべてです。

細かいことを言えば、革の質やちょうどいいサイズ感なところ、一つしかない外ポケットがいいアクセントになっており、ミニマルなデザイン、こんな感じです。
前述の通り、カラーも好みです。どんな色の服、どんな場面でも使えるような、そんな汎用性が利くところも惚れてるところです。


②ミニマルな機能性

機能性は最小限で、パソコン用の仕切り、ペンホルダーなどほんの少しだけです。
正直、他のビジネスリュックや、後発のMOTHERHOUSEの製品と比較しても充実しているとは言えないです。
しかしあえてそれは潔いとも捉えることもでき、今ではプラスに思うことさえあります。
無駄をそぎ落とすところに、企業の意志が感じられました。
機能と言えるか微妙ですが、レザーバッグにしては軽いところも地味に気に入ってます。


③経年変化・所有感

本革ならではの経年変化を楽しめるところも気に入ってるポイントです。持ち手も色がだいぶ変化しましたが、味があるということで良しとしてます。今後どんな風に変化していくかが楽しみです。
また、使っててカッコいいと言われることも多いです。いいもの使ってると思わせてくれます。

買うまでに相当考えた経緯もあり、かなり思い入れのあるバックなので、故障するまで使い続ける予定です。

2,Galaxy「Z Fold3」

横に開くタイプの折りたたみスマホです。
はい、一部気づいた方も多いと思いますが、僕はかなりのmonographの堀口さんの信者です。

そんな信者の僕でも、2年前に堀口さんが折りたたみスマホに切り替えた事についてはちょっとした疑念が残ってました。なぜならこんな事を当時は考えていたからです。

①スマホはiPhoneで十分やん
②なんなら最新のiPad mini6持ってるし2台持ち上等
③てか、そもそも折りたたみスマホ高くね?Appel最高

そうです、僕は堀口信者でもあり、Appel教にも入信している輩です。そんな林檎信者でもある(当時はM1のMacBook使ってたので信者完全体)僕のこの考え方を根底から変える出来事がありました。

きっかけは昨年、知り合いがZ FLIP3を買ったと連絡してきたことから始まりました。

当時の僕はFoldは気にしてなかったのですが、縦折りのFlipはかなり気になっていて、実機を見てみたいと密かに思ってました。

そして事件が起きました。

その知り合いからFlipを見せてもらう機会があり、話をしているうちになんと貸してくれることになったのです。
知り合いはガジェヲタでスマホ複数台持っているということもあり、問題なかったのです。おまけに買取オプション付きでした。

2年ぶりのAndroid端末(iPhoneの前はPixel 3a)、初のGalaxy、折りたたみスマホ、最高潮に興奮していました。

いざ使ってみると、カバーディスプレイの使用感、折り目もそこまで大きく気にならなかったこと、何よりかっこよく、他にはないデザインが完全に気に入りました。

しかしそれ以上に、GalaxyのUIの使いやすさ、また120hzのスマホ(所有iPhoneは12)のぬるぬる感、そしてType-C充電の圧倒的安心感と、Flipとは関係ないところでも感動しました。

それと同時に、iPhoneとiPad miniの2台持ち運用や、Lightningが〇ミと年々思いが強くなったこともあり、後述のiPadの使いづらさも重なったことから、同じUIのFoldにすればすべて解決するのでは?、と思い始めました。

時は2022年の秋なので最新モデルのZ Fold4が発表された後でした。
てことは、3は安くなる!!ということで、一年型落ちの3の購入に至ったのです。ケースやペンなど諸々込みで中古で15万、まあまあな思い切りの買い物でした。
4にしなかったのは、引っ越しを控えていたので出費を抑えたかったのと、3から4で大きなアプデはないなと判断したことによります。
Flipは返却しました。

店頭にある実機を簡単に使ってて知ってはいたものの、いざ自分が所有した上で使った感想としては、

「ああ、、こりゃ二度と普通のスマホには戻れんな、、、」


これに付きます。実機が届いてからさらに2週間後にSペンも届き完全体になった状態で持ち歩くと、いよいよ確信に変わりました。

いいところを挙げればキリがないですが、自分の使用シーン、そしてiPhone・iPadユーザーの観点で、大きく次の3つを取り上げます。


①脱Lightning

言うまでもありません。
iPhoneへの搭載はよ。


②ペンが使えて、しかもいい

これは想像以上でした。
まず画面が120Hzなので書きやすかったです。そのうえペンの充電がいらないところ、さらにはサイズ感がそこまで小さすぎないところがよかったです。
細かいスケッチをするわけではなく、メモ用途で使うことが多い自分にとってはこれ以上ないくらいの機能性でした。
物を失くしやすい性格ですが、下記のケースにすることで紛失の心配もなくなります。

ペン付きのデバイスをポケットに入れて持ち歩ける、そんな使い勝手は現時点でこれが最高です。

まあ林檎ペンには流石に機能は劣りますが。

③仕事でも大活躍

前述のとおり、僕はiPad mini6を使用していました。
僕自身、仕事の関係でとにかく頻繁に電車に乗ります。移動時間がもったいなく、メールのチェックしたい場面が多いのですが、仮想デスクトップを使用することから、PCでの確認が基本となります。
ただ、ある時期からタブレットを使えば確認できることが分かり、iPadでもよくチェックしていました。

しかし、手持ちのiPad mini6はWI-FIモデルでCellularモデルではなかったため、とっさに使えないことが多く、かなり不便に感じてました。

そこでFoldで代用できないか試したところ、これが想像以上にできることが分かり、以前よりもチェックのしやすさが格段に上昇しました。おかげでiPadを手放すことができました。

要約すると以下になります。

1、移動中の場面でも仕事のチェックを問題なく使うことができる(ポケットに入れられる)
2、そもそもスマホだから単体でも問題なし(ネット気にせず使える)


Android 13にアップデート以降、4に搭載されていたタスクバー(下のアプリアイコン)が追加。これにより利便性が上がり、よりPCライクな使い方ができるようになりました。
2からマシにはなったみたいですが、指紋はつきやすいかもしれないです。


この端末は、近年買ったものの中でも、特に気に入っているものになります。僕のこれまでの価値観をガラッと変えた、言わばゲームチェンジャーです。

ただ、Z Foldに関しては現状価格が高いことが最大のネックなので、万人にはおすすめできないです。なので、価格も考慮して型落ちでも十分かと思います。

1世代前の型落ちですが、機能面では全く不便に思うこともなく、
サイズ感やペンでの操作感はもちろん、防水機能まで備わっているので、今から中古で買っても十分満足できると思います。
※23年1月時点で、メルカリで15万くらいで売られています。

注意してほしいのは、同じ型落ちでも、3と4ではそこまで差はないのですが、2と3では大きく以下が違うので、あくまでも3をお勧めします。

①ペンが使えない
②防水じゃない
③閉じてる状態が60hz

今後、Pixel Foldが出ようが、Appleから出ようが、メインスマホは折りたたみスマホ一択になります。個人的にはPixle Foldはとても気になってます。

Z Fold3の紹介の最後に一言。前述のとおりiPadは手放しました。

しかし、iPhoneは手放していません。今も持っていますし2台持ちで契約もしています。

なぜ手放していないのか?それは3つ目のこだわりの持ち物を記載するときに明らかにします。

前編を記載して


ひとまずは、前編の紹介は終了です。
使っているバックパックと折りたたみスマホの紹介でした。どちらも現時点での自分の最適解となっています。

後編では3つほど紹介できればと思います。そちらも購入に至ったストーリーを交えて紹介できればと思います。

よろしければ、後編も近日公開しますので、読んでいただければと思います。それでは。

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