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【全文無料】CL宮城シニアBEST16 一撃ルギア解説



はじめに

おはこんハロチャオ!たあばんと申します。今回の宮城CLシニアリーグでベスト16を獲ることができたので、使用デッキの一撃ルギアを解説していきたいと思います。僕はnoteを書くのが初めてで拙い文章になっていたり浅い部分があったりしますが、全文無料で短めにまとめているので最後まで読んで貰えると嬉しいです。質問などは
(@yadaaaawn916)までどうぞ。

環境考察・デッキ選択

僕が考えたtier表はこの通りです


tier1 一撃ルギア ロストバレット
tier2 ミュウ ロストギラティナ 
tier3 ミライドン サーナイト
tier4 アルセウス〇〇 クレッフィ黒馬


これを踏まえてデッキ選択を考えました。最初はどのデッキに対しても勝ち筋を作れるロストカイオーガを1週間前程まで練習していました。しかし僕自身のプレイングが貧弱すぎて自信をなくしていました。

ロストリザードンを使ってみたりもしました。ただロストバレット特有のはなえらびやアクロマの実験などの取捨選択がどうしてもうまくならず、結局前回握った一撃ルギアに落ち着きました。正直ルギアは序盤に盤面を完成させさえすれば、考える事がかなり少なく自分に合っていると感じました。
どこかで運6割構築3割プレイング1割みたいなツイートを見かけたのですが本当だと思います。CLまでの1週間プレイングをおさらいしつつひたすら祈っていました。

いいですよねちいかわ

デッキレシピと1枚ごとの採用理由

【デッキコード】ngLHgg-9dLbJf-nPNNnQ

ポケモン


ルギアV·Vstar】4-4
ルギアVが4枚の構築はほとんどだと思いますが、Vstarが3枚ではなく4枚の理由が明確にあります。それは進化ポケモンをサーチできるボール系グッズの4/8枚がキャプチャーアロマという不確定要素である以上現物が多い方が良いからですね。良いですよね!?

アーケオス】4
もはや説明不要です。

バンギラスV】2
言わずと知れた一撃ルギアの火力要因です。1枚だとサイド落ちしたときに辛いのと、ロスト相手のやまなだれが鬼強いので2枚です(この強みは後述します)。

イシヘンジン】1
闘弱点のポケモンへのアタッカー兼非エクアタッカーです。2枚ではなく1枚の理由は2つあります。1つ目は初手でスタートするとしんどいからです。2つ目はミライドン対面は1枚で勝ちきれるからです(これは後述します)。

ドラピオンV】1
個人的にここがエネルギーの配分と同じ位意見が分かれる所だと思います。ほとんど同じ役割を持つカードとして一撃イベルタルが挙げられます。

ちなみに僕の初めて遊んだポケモンはYでした

それぞれのメリットデメリットは

一撃イベルタル
メリット
・倒された時取られるサイドが1枚
・雪道を貼られても動ける
デメリット
・下技の要求が高い
・神殿を貼られると止まってしまう
ドラピオンV
メリット
・ミュウ対面で0エネで技を打つことができる
・無色エネ4枚で技が打てる
デメリット
・倒された時取られるサイドが2枚
・雪道を貼られると結局0エネで技を打てない

これらのメリットデメリットを考えた時に、神殿を貼られた時の悪アタッカーになる点やミュウVMAXに雪道を貼られたとき、アッセンブルスターを言えずとも、スタジアムorバケッチャ+種ポケモンという低めの要求で前を倒すことができる点を評価して、ドラピオンVの採用を決めました。

ネオラントV】2
1枚と2枚では楽さが段違いです。序盤に1枚目でバーネットor博士、終盤に2枚目でボスorジャッジマンをサーチすることが1番多いです。2枚採用にすると初手でスタートする事が多くなるのですが、ゲームの決めやすさが段違いなので2枚採用です。素引きがしやすくなるのも大きいですね。

バケッチャ】1
CL3日前までこの枠でノコッチを採用していましたが、黒馬クレッフィの台頭を見て採用しました。話題になったデッキなので1戦位は当たると考えたのと(ベスト8にも入っていましたね)、雪道や神殿に対しての回答が増えるので採用です。ノコッチは雷アタッカー対策ですが、ロストのライコウやミライドン、空ピカなどはノコッチがなくても殴り勝てると考えました(後述します)。

輝くアマージョ】1
対ロスト最終兵器です。ダメカンばらまきを無効化してくれる一撃ルギアの女神です。輝く枠では輝くサーナイトが候補に上がると思いますが、それでも輝くアマージョを選んだのは前回のCL愛知シニアリーグでロスト系のデッキが多かったというデータが公式から出ていて、ロストに勝ちやすくなる=CLで勝ちやすくなると考えたからです。ただ、蓋を開けてみれば今回のCL宮城ではルギアがかなり多かったので輝くサーナイトもかなり強かったと思います。

グッズ

ネストボール】2
3枚だと多すぎてかさばるし、1枚だとキャプチャーアロマで表が多発した時にアタッカーや、アマージョを置きずらくなるので2枚です。

キャプチャーアロマ】4
3枚採用で、空いた枠にスーパーボールを採用しているルギアも存在します。

こいつ昔からずっといますよね

それぞれのメリットデメリットを考えると

キャプチャーアロマ
メリット:表裏どっちが出ても必ずポケモンをサーチできる
デメリット:コインが絡む為好きなポケモンをサーチできない
スーパーボール
メリット:ルギアはポケモンが少なくないためほぼ確実になにかしらのポケモンを持ってこれる、山が薄くなるとほぼ確定サーチになる
デメリット:山が厚いと何もサーチできない場合がある

このように挙げられますが、ルギアは初動で盤面を固められるとそのあととの要求はかなり低いので、結局表→ルギアVstar、アーケオス、裏→ネオラント、アタッカーとどっちが出ても強い序盤に強いので4枚採用です。

ハイパーボール】4
有無を言わず4です。最強です。

活力の壺】3
理論上は2枚で大丈夫です。ただ序盤の博士やハイパーボールで切りやすくなるのと、いちげきクラッシュで落ちてしまうという目も当てられない大惨事が起こっても1枚なら意外と大丈夫になるので3枚採用です。

サポート

博士の研究】3
これに関しては感覚で3枚でも回ると感じたからです。一回試してみて下さい。意外といけます。

ジャッジマン】2
環境デッキ各対面の立ち回りで後述しますが、一撃ルギアのほぼ唯一のプレイング要素になるカードです。2枚打ちたい対面があるのと、現環境の多くのデッキに対して手札干渉がないと勝てる盤面から捲くられることが多々あるからです。

セレナ・ボスの指令】1‐2
裏を呼べるカードは欲を言えば合計4枚は欲しいですが枠の関係で3枚です。セレナが1枚入っているのは必要なカードを残しつつ手札を切れるカードが1枚は欲しかったので1‐2採用です。

バーネット博士】1
アーケオスを2枚落としてくれる、一撃ルギアの女神(二枚目)です。2枚にすると初動は楽になるのですが後半腐りやすいのと、枠がないのとで1枚採用になりました。

スタジアム

崩れたスタジアム】1
主な用途は負け筋になるポケモンをトラッシュすることです。デッキやタイミングによってトラッシュするポケモンは変わってきます。ベンチ制限札としてもごくまれに使います。

テーブルシティ】3
この枠で他に入るカードとして【あくの塔】が挙げられますが、一撃切って2ドローより、50%で好きなポケモンを持ってこれる方がアドが大きいと考えたからです。実際テーブルシティに救われた試合もありました。スタジアムは4枚以上ないと貼り返しがしんどいです。

エネルギー

一撃エネルギー】4
言わずもがな4枚必須です。神殿が貼られている場合のみ一撃のポケモン以外にもプライマルターボでつけられます。ときたま使うので覚えて損なしです。

ダブルターボエネルギー】2
1枚だとエネ切れを起こしやすく3枚目を入れるなら他のエネルギーを入れたかったので2枚採用です。

Vガードエネルギー】3
3枚と多めに採用することでポケモンVを使用するデッキに対して、要求を上げ勝ちやすくするための3枚採用です。2枚でも大丈夫だったとおもいました。

ラッキーエネルギー】2
恐らくラッキーエネルギーの採用が、ほかの一撃ルギアとの差別化出来ている点だと思います。最近の一撃ルギアにはこの枠で【ギフトエネルギー

の採用が見られますがダメージを受けてすぐのドローが強いと感じたので2枚採用です。

ジェットエネルギー】3
入れ替え札を採用していないデッキなので貴重なエネルギーを切ってしまうことなく入れ替えができることを評価して採用しました。手札からつけないと働かないので3枚です。


環境デッキ各対面の立ち回り

こちらのポケカ飯さん(@pokekameshi)のtier表を参考にtier4までの対面の立ち回りを書いていきたいと思います。


ロストバレット

ロストバレット(以下ロスバレ)対面では意識するポイントが2つあります。
1つ目は早期からバンギラスVやまなだれを打つことです。やまなだれは相手の山札を2枚トラッシュすることができるのでロスバレのクララミラージュゲートなどの回収することができない重要パーツを落として相手のプランを崩します。
2つ目はジャッジマンを打つタイミングです。ロスバレ相手には基本ジャッジマンは打ち得ですが特にアタッカー(ウッウを除く)が1体しか育っていない時と「決め」(カイオーガ、輝くリザードン、空石ライコウなど)に入られる前のターン。この2つのタイミングでジャッジマンを打てると強いです。そのときに合わせてやまなだれを合わせて打てるともっと強いです。
ジャッジマンの後のやまなだれが強いワケはロスバレの性質にあります。ロスバレはキュワワーはなえらびアクロマの実験で不要なカードをロストゾーンへ送りながらデッキを回します。つまり後半になるにつれ、山が薄くなり必要なカードが必然と手札にたまります。そこでジャッジマンを打ってやまなだれすることで、相手の手札を制限しながら必要パーツを叩き落せることができるので強いのです。

これらのことを意識しながら6回殴るだけでロスバレは基本勝てます。何回も書きますが本当にジャッジマン大事です。

一撃・白ルギア

ルギアミラーに関しては基本先手取って、先2でアッセンブルして殴るだけで勝てます。というかこんな事大前提なので、ここでは後手から捲る方法と先手での負ける確率を少しでも減らす方法を書いていきたいと思います。ただ、実際の対戦では想定外の行動を相手が取る(事故や一般的なルギアにないカードの採用)場合を除いた基本の物になります。
後攻から捲る方法の基本は一撃ならとにかくバンギラスVバンギラスVで取れる状況を作りましょう。これは先手で負けにくくする方法にも通じますが、こうすることで次のターン相手はバンギラスVバンギラスVできぜつさせないとバンギラスVが残ることになるのでバンギラスVで攻撃しざるを得ません。そして次の自ターンで相手のバンギラスVバンギラスVできぜつさせれば、バンギラスVは基本2枚採用の為相手のバンギラスVが居なくなりもう相手はこちらのバンギラスVを1ターンで倒す方法が無くなるので、この時点でかなり捲れていると言えます。
白ルギアは基本有利なので、後手を取っても最初にサイド1のポケモンを取らせることができたらほぼ勝てます。なぜならルギアをこっちはバンギラスVで1回の攻撃で倒すことができますが、相手はこだわりベルト込みストームダイブでも、Vガードエネルギーさえ付けていればバンギラスVが耐えることができるからです
ただかがやくサーナイトが入っていると話は別で、Vガード付ルギアがバンギラスの1回の攻撃でたおすことが出来なくなるので白、一撃どちらもかなりしんどくなります。なんなら先2で前のルギアVをルギアVstarで倒すことすら出来なくなります。僕はかがやくサーナイト入りルギアに対しての立ち回りに関しては今回のCLで採用がほとんどないと読んで、考えていませんでした。浅かったです。

ロストギラティナ

ギラティナVstarや、ロストギミックのカードパワーが高いので理論値を出されると勝てないデッキの1つです。しかしエネルギーやミラージュゲートなどの序盤使用できないorしづらいカードがデッキの1/4を占めているので割に事故が起こるデッキでもあります。さらにロストギラティナ(以下ロスギラ)側はHPの高いルギアVstarを1回の攻撃で倒すのに神殿ロストインパクトか、スターレクイエムを要求されますが、こちら側はバンギラスVで1回の攻撃でギラティナVstarを倒せるので一撃ルギア型が微有利です
次に勝つためのポイントですが、ロスバレとあまり変わりません。ロスギラ側は神殿ツツジという強力な捲りの手段がありますが、神殿とツツジはデッキにそれぞれ多くて2枚づつ程しか採用されていないのでかなり要求が高いです。ここでジャッジマンです。自分のサイドが3枚以下になるタイミングでジャッジマンを打てるとそのまま押しきることが可能になります。ロスギラ対面は上記のタイミングでジャッジマン打つことで基本勝てます

ミュウVMAX(雪道・フュージョン)

この対面はアッセンブルスターを言えると基本勝てる対面です。逆に言うと、負け筋はアッセンブルスターを言えないことです。つまり、相手のジャッジマンの返しに必要パーツがあるかないかの対面になります。
つ ま り 運 ゲ ー で す 
結局アッセンブルさえ出来ればミュウVMAXを1回の攻撃で倒す事ができるアタッカーが3体採用されているので、本当に先行アッセンブルが命の対面です。
ただフュージョン型はメロエッタという非エクで後1から最大240打点をだしてくるアタッカーが存在する以上怖い所はありますが、同じくアッセンブル出来るか出来ないかの対面になります。


ミライドン

この対面は後1or先2でルギアVがいなくなることをケアすればかなり勝ちやすいデッキではあります。ただ全てのアタッカーにルギアVが弱点を突かれるのでアッセンブルスターが1ターンでも遅れると大きく負けにつながります。なので勝率は5分位でしょうか。
具体的な立ち回りはこのようになります。
後1 ルギアVとられる
先2 ルギアVstarで前のライコウorミライドンを取る
後2 ルギアVstar取られる
先3 ジャッジマンを合わせながらイシへンジンで前を取る
後3 相手はイシヘンジンを取らざるを得ない
先4 バンギラスVでどのポケモンでもいいので取る

結局、先手後手入れ替わってもやる事は同じなので右手を信じましょう。

サーナイト

このデッキに関しては何回やっても相手の事故でしかほとんど勝つことが出来なくて、自分でも具体的な勝ち筋を考えられていません。ドロソを削っていくこと位しか具体的なポイントもありません。

アルセウスギラティナ

この対面は勝率がそらをとぶピカチュウ(以下空ピカ)ありだと4割、無しだと6割ほどだと考えます。正直空ピカルギアを飛ばされたらどうしようもないです。なので空ピカ入りの場合空ピカVが出た次のターンに空ピカVを倒すことが出来なかった場合諦めて下さい。ただ倒すことさえ出来れば、こちらはどのポケモンも1回のバンギラスVの攻撃で倒せるのでかなり有利と言えます。これは空ピカ無しの場合にも同じことが言えます。
有利に立ち回るポイントは、アルセウスVstarストームダイブ+だいちのこどうで倒すなどしてロストインパクトを非エクアタッカーに打たせることです。ロストインパクトは2エネ消費しないと打てない、3回以上連発しずらい技です。なので非エクに打たせ、返しでバンギラスVで1回の攻撃で倒すことで場のエネルギーの量を減らし、有利にゲームを進めることができます。

アルセウスジュラルドン

この対面は切っています。直前のシェア率を見て複数当たったらそのときは運が向いていないと考えました。

当日の結果


正直ここまでいくとは思っていなかったのでびっくりでした。

おわりに

最後まで読んでいただたいてありがとうございます。この記事は投げ銭方式にしているので、有料部分にはなにも書いておりません。あしからず。頂いたお金は全額CL新潟およびJCSの旅費にあてさせて頂きます。またどこかで。

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