純男取り扱い書
純男(すみお・じゅんお)
※純情な男
純情がゆえに自分から行動をすることを恐れている
思っていることを言葉にして、声に出すのが苦手
だが、性欲だけは人一倍旺盛なので視姦や痴漢を得意とする
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女性や女装さんの中で、無言で後ろからついて来られたり、無言でジッーと視線を送られたことのある人はいるだろうか?
もし、「あるよ〜」という方がいれば怖がらなくて大丈夫。
それが、純男です。
決して派手な悪さはしません。
貴女が何かされて、しつこいなと感じたら、睨んだり、「オイ!」と言えばスグに逃げ出します。
彼らは臆病ゆえに貴女達と、どう接していいのか分からないだけなんです。
可哀想でしょ。
だからといって、好きでもないのに手を差し伸べたり、優しくしたりしないであげて下さい。
純男は光速で勘違いをしますから、付き纏いがはじまってしまうと警察が動き出さなくてはいけませんので、無視してあげて下さい。
異性からの冷たい仕打ちや拒絶
同性からの馬鹿にした態度や評価
社会からの弾圧や除外
それこそが純男達の主戦場なのです。
日々、鬱屈した精神状態で過ごし、自分の愚かさに耐え、関わりを持った人たち全てから打ちのめされ、純男は生きるのです。
彼らはそうやって鍛え上げられるのです。
でも、ストレスも溜まりやすいので、そうゆう時は息抜きをします。
純男はエッチで変態な事が好きなので、お金を払って女性に相手してもらう店に行ったりします。
ただ、コミュニケーションすることが不得意なので終始黙っています。
あまり話さないので女性も戸惑います。
結果、満足なサービスを受けられずに帰宅を余儀なくされます。
残念ですね。
いえ、これでいいんです。
綺麗で可愛い女装さんと遊べる発展場も行っちゃいます。
ここでも女装さんが声掛け待ちしていても、容易には話しかけません。
近くにいても、スマホを見てるふりしてチラチラ値踏みしながら視姦します。
女装さんが「この人、アタシに興味ないのかな…」とそこを離れると、おもむろに後をついて来ます。
大丈夫です!
気味悪がらないで下さい。
そんな時は、普通に話しかけてみて下さい。
「こんばんわ、どちらからいらっしゃったんですか?😃」
すると、純男はたどたどしく…
「あっ…こんばんわ、…あっちの方からです」
と、動揺剥き出しで答えます。
その純男が貴女にとって少しでも興味があれば、こう言ってみて下さい。
「少し、遊ぶ?」
きっと純男は興奮して距離を縮めて来ます。
鼻息のかかる位置まで近づいてきたら、股間に触れてみて下さい。
バキバキです。
バキバキ童貞です。
ですが、プレイの方は期待しないで下さい。
貴女を喜ばせる技術はありませんから、貴女が口でしたり手を使って導いてあげたり、相手の奉仕の心のみを要求してきますので、楽しめる事はないと思います。
それでも良いというのなら、イジってあげて下さい。
ほのかに喜びます。
そういえば夏の名物にもなっているコミケが開催されたようですね。
純男は個人主義の思想で動きますが、自分の欲求に正直なので嫌いな人混みにも飛び込んで行きます。
ギリギリです。
ギリギリアウトです。
でも彼らは、集団心理が働くと強くなれます。
陰湿な個の力が合わさると、大きな隠れ蓑を持ったような気になり、大胆な行動も恐れなくなります。
まさに、「赤信号皆んなで渡って轢かれちまえ」です。
フェスもいたる所で行われてますね。
コロナが明けたと勘違いした陽キャ達が、楽しく大騒ぎです。
純男は陽キャやハッピーな人達が大嫌いですが、自分の欲求の為なら利用する姑息さも持ち合わせています。
わかりますか?
陽キャの影に隠れて、後ろから手を伸ばす純男の姿が。
この角度でも見ずらいですね…
純男はチャンスと見るや、電光石火の動きでソーダのパイを触りにいきます。
そして、誰にも気づかれぬように姿を消し、すぐさま家に帰って自分を慰めます。
してやったりの顔をしながら寝て、翌日起きると、こんな画像や動画を撮られていることをネットで知ります。
それからは、毎日震えて眠ります。
いい加減にしなさい。
それで、いいんですか?
君の大切な一度きりの人生。
「うるさい!お前になにがわかる?!」純男
わかりますよ。
私もしがない純男ですから。
「だったら放っておけ!俺には何も出来ないんだよ!」純男
何も?
出来ない?
「そうだよ!俺は誰かの役に立ったり、誰かを喜ばせたり、誰かを幸せにしたりすることなんて出来ないんだ!」純男
それ本気で言ってる?
お前は今まで何を見てきたの?
「…は?」純男
お前を相手してくれた、数少ない娘達はお前に何を与えてくれた?
「えっ…と、安らぎ?」純男
お前の欲望を一手に引き受け、ちゃんと幸福へと導いてくれたろ?
「うん…」純男
あの娘達に顔向け出来るのか?
そんなお前で?!
「だって…」純男
わかった。
本当はお前だって人並みに輝きたいんだよな。
誰かに必要とされたいんだよな。
「…………うん。」純男
よし!
なら、黙って俺の言うことを聞け。
絶対にお前を立派な肉○器にしてみせるから。
「○便器?」純男
そうだ、肉便○は全ての人達に平等に幸せを与える。
まさに、至高の存在。
わかるだろ?
分かったら、まず、これに着替えてから、このマスクをかぶれ。
「セクシーランジェリーと全頭マスク…?」純男
用意が出来たら行くぞ。
「ドコに?」純男
公園のトイレに籠もって人を待つんだよ。
あとは…分かるだろ?
「…………はい」純男
going my way
我が道を行け
この世に必要のない純男なんていないさ。
いるのは少し臆病な小犬たち。
さぁ、おいで!
俺達は君を待っている!
その扉を開ければ、光が君を照らす。
全ての純男達に愛を込めて…
なにこれ?笑
おしまい。。
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