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知ってるだけで詐欺に遭いにくくなるルールその2

昨日に引き続き、
ご自身の暗号資産を危険から防衛するための心得、
二つ目を書いていきます。

その前に、コレを読んでいてくださっている皆さんは、
暗号資産の本質ってなんだと思いますか?

暗号資産の本質って?

ご存知の方も多いと思いますが、
暗号資産の一番初めってね、
2008年の10月31日に(ビットコイン: P2P電子通貨システム)
という論文が、Satoshi Nakamotoという人物によって公開され、
(現在に至るまでその正体は謎のまま!なんですけどね)
そこから約3ヶ月経って、
ビットコインと、その信頼の担保となるブロックチェーンが、
実際に初めて世の中に誕生したのが、
15年前の今日なんです。

もうちょっとだけ、専門的に言うと、
この論文は、「完全なP2P電子通貨の実現により、
金融機関の介在無しに、利用者同士の直接的なオンライン決済が
可能となるだろう」という、
「宣言」ともとれる印象的な書き出しに始まり、
ビットコインの仕組みについて論じられているんです。

難しいこと一切抜きにして簡単に言うと、
政府や銀行とか証券会社といった
従来、『信用のおける第三者』とされていた存在のサーバを介さずに、
直接当人同士でやり取りできちゃうってことなんです。

第三者を介さない分散型金融の社会的意義

つまりコレってね、
・自身のデータおよび資産に関するプライバシーが守られる
・国籍や居住地に関係なく、日本にいようと国外にいようと関係ない
・匿名性が高いため、身分証を持たない人たちでも金融サービスを受けられる
・既存の金融サービスとは異なり、ブロックチェーンは年中無休で稼働しているため、24時間365日好きな時に使える。
とか挙げればもっと書きたいメリットがあるんですが・・・。

簡単にまとめると、
従来の金融システムより、
コストも低く、早くて、便利で、安心安全に、
完全に自分自身の手元で資金管理、運用できちゃうってことなんです。
(これについても別の日に、もっと詳しく説明しますね)

それを一言で言うと、
『セルフカストディ』と言います。

ルールNo.2暗号資産は預けずにセルフカストディ!

いまいちピンと来ない方も多いと思います。
だって今までは、
お金を運用して増やすなら、
自分のお財布やブタさん貯金箱から出して、
銀行や証券会社などのカストディ(運用)サービスに、
預けないと、利息や運用益など得ることができなかったんですもの。

そこに登場したのがDefi(非中央集権型金融)なんですが、
これについても別の日に詳しく書きますね。
とにかく今日は詐欺に遭いにくくなるためのルールです。

もちろん、自分のウォレットから暗号資産を出して、
どこかの企業や、何かのサービスに預けて、
暗号資産の枚数を増やすことはできます。
(例えばレンディングやステーキングなど)

ただ、詐欺に多いのってね、預かったまんま逃げられちゃったり、
詐欺じゃなかったとしても、
その会社自体が潰れちゃったり、価格の暴落時にすぐ売りたいのに、
すぐ引き出せなくて、売るタイミングを逃してしまったなど、
こういうことって、あったりします。

お財布から出さなくても増やせることを知る

けど、自分の手元(ウォレット)の中で、運用していたら、
少なくともこれらのアクシデントは起こりません。

けど今までの感覚のままだと、
増やすためにはどこかに預けなきゃ!
預けた方が安心!
って感じてしまうのも仕方ないと思います。

そのためにはね、
まずは暗号資産をきちんと知ることが、
守ることと増やすことの基本です。

なので私は自分自身のウォレットで管理できる方法で、
運用しています。
けど、これも、ちゃんと知らないと落とし穴もあるので、
まずは暗号資産を始めたら、
闇雲に美味しい話だからと言って、安易に預けない!
ってことだけ覚えておいてください。

で、もしね、暗号資産の美味しい話があったとしたら、
その話をしてくれた人に、
まず暗号資産の本質とか、利益の理由、リスク諸々、
ちゃんと教えてもらうといいですよ。

昔は『働かざるもの食うべからず』だったけど、
今は『学ばざるもの食うべからず』です。


今日1月3日のイールドファーミングにおける某ペアの年利

どこのDEXのなんのペアなのかっていうのは
とりあえず伏せておきますね。

  • AC-SC 77.06%

  • NT-SC 0%

  • BC-AC 33.41%

  • AC-NT 4.04%

AC(アルトコイン)
NT(ネイティヴトークン)
SC(ステーブルコイン)
BC(ビットコイン)


最後まで目を通してくださってありがとうございます。
少しでも多くの人に、
正しい知識と安全な持ち方が広まって、
セルフカストディの輪が広がればいいなって思っています。

明日はルールその3を書きますね!

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