ハマスを作ったのはイスラエル!

報道されない事実。
イスラエルとハマスとの戦争で、ガザ地区は火の海。
飢餓に苦しむガザ市民を助けようとしないイスラエルとアメリカ。

その背景とはいったいどういったものなのか。
中東専門家はメディアでもいるが、全く真実を言わない。

石田和靖氏と大高未貴氏が語る中東情勢の真実。
結局は戦争屋が儲かるように仕組まれた彼らのゲームなのか・・・

【中東危機】イスラエルハマス戦争の終わり方…最悪の結末を迎えるか?イスラエルの思惑(大高未貴×石田和靖)




要点


アラファト議長に会ったことがある。

ガザに行くとPLOの幹部の腐敗も見えてきた。
世界からの支援で私腹を肥やし、ジャバリア難民キャンプをそのままにショーウィンドウにしていた。
「神々の戦争」という本で書いている。(2001/11/1)

腐敗というのはファタハ。(アラファト議長側組織)
ファタハを批判しているハマスが国民から支持を得る。(2006年の話)
ガザ地区はハマスが支配。西岸地区はファタハが支配。
パレスチナの内部対立構造。

ハマスはファタハに対抗するためにイスラエルが作った組織。
「ハマスの息子」という本を読んだが、親がハマスの幹部でハマスから脱退してアメリカに住んでいて、イスラエルのスポークスマンになっている人がいる。
イスラエルがいかにハマスをリクルートして、自分の出先機関として諜報活動に当たらせていたか。

ハマスの息子

だから、2023/10/7のハマスの奇襲攻撃は単純な問題ではない。

ハマスはモサドがコントロールしていたはず。
イスラエルの第6次ネタニヤフ内閣の中の悪い3人がいる。
財務大臣 ベザレル・スモトリッチ。
国家安全保障大臣 イタマル・ベン・グヴィル。
法務大臣 ヤリフ・レビン。

第6次ネタニヤフ内閣が組閣されたときから、この3人によってコントロールされている。
大きな戦争を起こしたいという方向性は確実だった。
それがイランかパレスチナか分からなかった。

大きな戦争を引き起こすための正当性のあるきっかけというのが、今回のはマスの奇襲攻撃であって、大規模攻撃を仕掛けさせたのがモサドじゃないかと思う。

モサドが情報を掴んでいないわけはない。
株の空売りもテルアビブ証券取引所であって、イスラエル側が12億くらい儲かった。
「情報を知っていたんだろう?」という指摘をニューヨークの大学で証券に詳しい教授がして報道もされた。
5-6時間後にその報道を否定するロイターの発信があった。

テルアビブ証券取引所は、空売りの事実を否定できない。
イスラエル関係者で奇襲攻撃の情報を持っていた人はいるはず。

ハマスの襲撃を事前把握、投資家ら株取引で利益か=米専門家 イスラエル当局が調査へ

ヨルダン川西岸地区のパレスチナに対して、イスラエルのパレスチナ入植がネタニヤフ内閣が発足してからエスカレートして残虐性を増してきている。

それに対してサウジアラビア、UAE、エジプト、ハマスですらイスラエルに対して口頭で警告していた。
口頭で警告していたのが突然に奇襲攻撃に変わったのも何か不自然。
ハマスが大規模攻撃を自分たちで考え実行するとは考えにくい。
誰かが糸を引いていないとおかしい話。
報復も想定内だったはずで、だからおかしい話になってくる。

日本のマスコミは全く報道しない。
ユダヤ陰謀論でも何でもなく、資本を持ち、ニューヨークタイムス、ワシントンポストを含めてものすごい影響力がある。
ユダヤ人ディアスポラは有名。
世界の西側メディアはユダヤ人が牛耳っている
日本のメディアはそれに追従している。
我々も気づかないうちに西側メガネをかけさせられているということを日本人は知らないといけない。
それに気づいて調べようとすると、陰謀論者レッテルが待っている。
イスラエルハマス戦争、ウクライナもパンデミックの件も西側から入ってきている情報、特にアメリカの情報が正しい情報なんだ、正義なんだと思わされている。

イスラエルハマス戦争の終わり方は、ガザ壊滅まで行くのではないか。
そのために米軍がガザ沖に埠頭を作っていると思う。
表向きは食糧支援と言っている。
現在進行形で餓死者が出ていて2週間後も分からない状況で桟橋が出来るまで2ヶ月かかる。
なぜ陸路を開けないのか?
トラックで運べば済む話をやらず、トラックは何千台も並んでいるが開けない。

ガザ沖に援助港を建設する米国の提案は「皮肉」だ: 国連専門家

イスラエル軍が食料支援の車列を妨害、国連が主張 ガザ北部

桟橋の目的は、1つはガザの人たちをエジプトへ送るため。
エジプトのシーシ大統領は微妙な位置にある。
エジプトはガザ沖のガス権益に絡んでいるから。

ガス権益は、イスラエル、エジプト、アメリカ、イギリスが関係する。
エジプトの親パレスチナ派は黙っていない。
エジプトは財政が厳しいので、お金もらえるなら受け入れるかもしれない。
ベングリオン運河計画をイスラエルが作っていて、開通すればスエズ運河の需要は減る。
エジプトもこの先は大変。

提案されているベングリオン運河はイスラエルのガザ侵攻とどのように関係しているのでしょうか?


ヤーセル・アラファート

以下、Wikipediaより抜粋

パレスチナ国の初代大統領。
パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会議長。
イスラエルに対して強硬派だった。
1993年、イスラエルのイツハク・ラビン首相と和平協定を結び、パレスチナ自治政府を設立。
イツハク・ラビン首相が和平を進めた本人であるが、1995年に和平反対派のユダヤ人に暗殺される。

1956年、エジプト軍に入り第2次中東戦争へ従軍。
パレスチナ解放運動の中、ファタハを結成。
ファタハをパレスチナ解放運動の主流勢力とした。
1969年、PLOの議長としてパレスチナ解放運動の指導者に立つ。

ヨルダンを拠点にしてイスラエルと越境攻撃を繰り返す。
(途中、端折ります)
1988/11月、パレスチナ国家を建国するとしてパレスチナの独立宣言をする。
そして初代大統領に。

1993年、オスロ合意でイスラエルと和平を成立させた。
ラビン首相暗殺でイスラエルとの関係が停滞するも、1998年にネタニヤフ首相とワイ・リバー合意を成立させる。

2000/7月、クリントン・パラメーターは実現せず、イスラエルと再び対立。

2003/3/19、アラファートはアメリカ・イスラエルの圧力のもと和平推進派のマフムード・アッバースを初代首相に任命し、アッバース内閣はテロ抑制と治安の回復を掲げ、テロ抑制に対するアメリカ・イスラエルや自治政府の民主化改革に対する国際社会の期待を担い、同年6月にブッシュ大統領、シャロン首相とヨルダンのアカバで会談し、アメリカの発表した平和のためのロードマップを実行することで合意した。
しかし、ハマスらによるテロは一向にやまず、事態は一層混迷を深めた。

2004/11/11、脳出血のため昏睡状態に陥り死去。


ハマース(ハマス)


以下、Wikipediaより抜粋

アフマド・ヤースィーン

イスラム主義組織ハマースの創設者。
1987年、ムスリム同胞団パレスチナ支部の行動組織としてアブドゥルアズィーズ・アッ=ランティースィーと共同でハマースを設立。
アラファト議長のイスラエルとの和平交渉に激しく批判していた。

後に、イスラエル軍により殺害される。
ハマースの後継指導者にランティースィーが就任。

ハマースは、対シオニズム抵抗組織として結成された。
パレスチナ土地奪還と、パレスチナ人権保護を目的に活動。
2006年のパレスチナ立法選挙で勝利し、2007年のガザの戦いの後、ガザ地区の事実上の統治当局となった。
2024年現在、イスマーイール・ハニーヤが党首。


まとめ


中東は日本人には難しい話ばかりです。
簡単に整理しておきましょう。

イスラエルとパレスチナは長年に渡って対立と和平を繰り返してきた。
アラファト議長はファタハでありPLO。
それに対抗していたのがハマス。
ハマスはファタハに対抗するためにイスラエルが作った組織。
内部で分断させるために。

ファタハは腐敗しており、パレスチナ市民はハマスを支持してガザ地区を支配。
ハマスの立ち位置は、ファタハを批判しているなかでイスラエルに対して強硬派。

昨年10/7のハマスの奇襲攻撃は不可解すぎる。
イスラエルの西岸地区への入植行為が残虐で、周辺国と共に強硬派のハマスですら口頭で警告していた。
それが突然の大規模奇襲攻撃。
直前にイスラエル側が証券取引所で空売りを実行しており大儲けしていた。

つまり、イスラエルの諜報機関モサドが知らないはずはなく、ハマスの奇襲攻撃でガザ地区を攻撃する正当性を得るためにわざと攻撃させたのではないかという話です。

ネタニヤフ内閣は発足当時から戦争をする可能性が高かった。
イスラエルに軍事支援しているのはアメリカ。
武器を作っているのはアメリカの軍産複合体。
ロシアウクライナ戦争と同じ構図で、彼らが戦争で儲けるという展開でしかない。
そして、ガザ沖のガス権益も「ガザが無ければその分儲かる」という考えの元に「ガザを消滅させる」という思考回路になるのがネタニヤフ内閣なのです。
これが戦争屋の考え方であり、世界平和など微塵も考えていない証左です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?