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中国特殊治療2

中国特殊治療の第2弾になってしまいますが、日本では鍼灸院、整骨院では使われる電気治療機器は数年前までは、低周波、中周波のみで高周波は使われることは光線治療くらいで使われるだけでしした。

10年前くらいから超音波治療が開始されるようになり高周波がでてきていますが、ここ二年くらいはラジオ波というのがでてきています。

このラジオ波というのは美容関係でもよく使われますが、温熱がでる電気治療といった感じでしょうか?

体内でジュール熱という熱発生しますので、温かくなります。

病院の医師たちが麻酔科や、特に乳がん治療ではこのラジオ波を使って、針を刺して乳がんなどの部分に熱を与えて42度くらいの熱でガン細胞を焼き切るというラジオ波焼灼法という方法が保険適用にもなっています。

肝臓癌などにも多く使われています。

それが実は中国で僕が上海にいた時点で上海中医薬大の曙光病院では行われていて、癌に使っていたわけではないのですが、固くなった筋肉などを鍼を刺して、そこの部分を鍼先に高周波を流して温めて柔らかくしたりというのはあったのです。

日本では鍼通電というとほとんどが低周波治療機でばかりなので、不思議なことでした。

日本では厚労省が30年ほど前になるらしいのですが、全日本鍼灸学会に低周波以外の鍼通電に関しての意見を求めたらしいのですが、この時に、鍼灸学会は鍼通電は低周波のみで行うので、それ以外の周波数帯の通電は行わないと結論を出してしまい、厚労省は低周波以外の針通電機器は製造販売を認めないという方向を出したという事がわかりました。

日本でゆういつ高周波通電ができるという通電機械は低中周波として認可を取り、高周波がたまたまでているといううちに存在しているティクトロンとう機械だけで、出力が足りないので温まるまでは行きません。

 それで、中国の医療メーカーに焼くほどの出力はいらないし、危険なので温める程度の出力の通電機器を作れないかと打診をしてみました。

数週間以内で結論がでるはずです。

もしかすると日本に入ってくることが可能になるかもしれません。


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