医療費問題
日本の医療費問題。
様々な問題は山積でありますが、大きくは医療費の増大化。とその支払いとうのが一番じゃないでしょうか?
医療費の増大化か、つまり高齢者が増えていく事になりますが、2025年問題という近々の問題がありますが、これは65歳以上の人口が30%をこえるという分岐の年なのです。
ここから一気に支払いが窮すると思うのです。
もう来年です。
支える生産人口と言われる働いてる世代が65歳以上の高齢者を支えるという構造が今までの健康保険でした。
それが支えられないということに現実になります。
65歳以上の人口が増えること以外には、ものすごい高額になる薬と検査があります。
たとえば、最近の癌の治療薬ではある免疫ポイントチェック阻害剤であるオプシーボは月に300万かかります。
1割負担ですと30万ほどですが、3割負担ですと90万です。これが半年続くと窓口負担で540万。
今の制度では、市町村で高額医療費の負担がありますので、個人の負担は一時的な支払いだけで済むとは思いますが、健保は半年オプシーボを使うと、1800万の金額がかかっていきます。
10人いると1億は越えてます。
これって健保は耐えきれるのでしょうか??
もう一つ、IPS細胞による人工の臓器、器官です。
今は目の人工角膜ができたりしてきていますし、この分野での最先端の京都大学の山中教授と慶応大学の岡野教授はすでに人工の脊椎ができつつあると聞いています。
仮にできあがってとして、岡野教授は人工の肝臓で3000万、人工の脊椎でおそらく1億超えますねと先生の講演会で言っていました。
これを健保にというのはもう無理なことはあきらかですし、こういう費用負担の話を政府や厚労省はきちんと整備して話をしていかないと、研究者だってやる気になりません。
出来上がったのはいいけど、使えないということになります。
今の政府にその話し合う能力すら疑わしい昨今ですが、目先の2050年問題を、少子化をなんとかと言ってるだけでは、解決になりません。
もっと現実的な、もっと速攻的ななにかを見つけなければ解決にはならないのだと思います。
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