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僧侶の道

よく僧侶の資格を持っている話になるとびっくりされます。

僧侶の資格は文化庁の僧籍簿を調べると載っています。

修行年限が決まってるかどうかはよくわからないですが、仏教系の大学で所定の単位を収めて最後に得度を終えなければいけません。

もしくは、専修学校で決められた単位を取得して得度です。

宗派によっても違いはあるかもしれませんが、所定の単位で僧侶資格を出すのは一緒で最後は得度受戒するという流れになります。

取得方法を云々したいわけではなく、なぜに仏教という宗教の教えを学ぼうとしたのかという部分です。

最初は、患者さんでした。

患者さんが、慢性関節リウマチで苦しんでおられました。

変形していく指や足は自分の免疫機能によるもので、免疫機能が自分を攻撃してしまうという自己免疫疾患。

この自己免疫疾患の一番有名なものがリウマチです。

変形したものは元には戻らないにしても痛みをなんとかしたい。

その為に治療はしたのですが、なかなか痛みが引かない方がいました。

もちろん、整形外科、リウマチ科などでも鎮痛剤、消炎剤を処方されていたのがまったくの無効でした。

その方が、治療にいらっしゃらなくなってから、数か月。

痛みが痛く無くなったと再びいらしたのです。

先生、痛みがなくなったよ、変形はとれないけど痛く無くなったからうれしくて教えにきたんだよ。

そういって教えてくれたところが、静岡の道場でした。

静岡の道場にすぐさま電話して、どうやったのか?なぜ痛く無くなったのかと聞いてみると、

言葉で言えるものではないので、一度いらしてみたら?と言われたのです。

すぐさま、静岡に行こうと気持ちを固めました。

当時は30歳。

まだまだ若い盛りですし、知識欲も旺盛です。

母に話すと、行って来たらいいよ。あんたは本当の治療家を目指しているんだから、本当の治療家になるのであれば、わからないことは徹底してやらなきゃ!

母のその言葉で決心をしたのです。

2週間の間静岡に行き、朝は5時から起床、その後座禅を組み、道場内の清掃、道路の清掃をして、朝から修行にはいります。

ここでなぜ病気が治っていくのか?疑問でした。

しかし、次の時間に見たこともない光景があったのです。

ここの道場の講義の主である中川氏は、のちに中川気功とよばれる気功師でした。

その気功での治療をはじめてみました。


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