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ぐちゃぐちゃでも吐き出して

年末年始、約半年ぶりに地元に帰省して、
のんびりまったり過ごした。
両親から至れり尽くせりのおもてなしを受けて、もういい歳なのに、甘ったれだった子供時代を思い出す。

勉強机に置いてある教科書やノート、友達とやり取りしたお手紙を目にすると、懐かしい温かい気持ちと、学生時代の日常に溢れていた苦い思い出まで引っ張り出されて、一人暮らしに戻った途端に具合が悪くなった。

独身でいわゆる「いい年齢」の女性は田舎に帰ると彼氏の有無や結婚について聞かれることが多い気がする。今回もそうだった。ご縁があるといいねだの、彼氏はおらんの?結婚はする気ある?とか。言われる度に1ミリずつ心が潰される。

小中学時代の同級生の近況を知らされたり(何年も連絡取ってない子でほぼ他人)、○○ちゃんはどこに勤めてるだの、結婚して家を建てただの、子供がいるだの…。

比較されたり緩く監視されるこの田舎が居心地悪くて、大学進学を期に飛び出して本当に良かったけど、「ちゃんとしたライフプラン」を歩んでいる地元の友達を見ると、生きるのが上手だなと羨ましくなる。彼氏も結婚も全く気持ちが向かない自分が人として劣っているみたいで苦しい。

回りの圧に負けそう。
年明け、一人暮らしに戻ってから気分が晴れなくてひとりぼっちを感じる。

抜け出すためにも書き出して整理したい。
今年は綺麗な文章じゃなくてもいいからたくさん書きたい。

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