「高速道路家族」

みなさま、おはようございます。

お元気でお過ごしでしょうか?

 

「高速道路家族」鑑賞してきました。

なかなか共感できる人物がおらず(苦笑)、楽しめはしましたが2時間観るのはきつい感覚もあり。

救いようがなく、最終的に破滅的な行動をとってしまう父親が強調されていましたが、そこに情を抱いてしまう妻もちょっとあれなんじゃないの?とか。(最終的には決別してましたが)

中古家具屋のご婦人も、人助けが自分の魂の救いになってしまっているところがあって、その依存は大抵の場合自分のためにならんのよねーとか。

かわいそうに思えた子どもたちにお金やら住まいやら教育やら与えるのはいいが、実際、人ってやってもらえらことはそこまで覚えてないしありがたく受け取れないよ?とか。

特に小さい子どもにあそこまで施したら、この人は大丈夫だと甘く見られてどんどん付け上がってくんよ?とか。(文字通り、無邪気なので怒ったりできないし)

 

「パラサイト」「万引き家族」と比較するレビューが多いですが、そのどちらとも決定的に感動と衝撃のインパクトが違って、改めて是枝監督とポン・ジュノ監督の偉大さも実感できました。

脚本もちょっとご都合主義というか?納得しきれない感覚が(笑)

 

でも役者人はみんな素晴らしかったです。

子役の2人もよかったし。

最後は観客に解釈をゆだねるオープンエンドと呼ばれる手法なんでしょうか?

血縁がなくても家族にはなれる、そういう希望を感じさせるエンディングにほっこりしました。

 

みなさまは「高速道路家族」ご覧になりましたか?

ぜひ感想教えてくださいね。

それでは、今日もいい日をお過ごしください。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?