「the SON 息子」

おはようございます。

お元気でお過ごしでしょうか?

 

今日は先日見た映画、「the SON 息子」のお話を。

冒頭シーンでヒュー・ジャックマンの甘さ(スィートネスの方ね)の印象が鮮烈だったので、家族の心温まる話かと思いましたが、内容はけっこうシリアスで。

10代・思春期が一般的に抱える行き詰まり、生きることの難しさ以上のものを内に秘めた息子。

彼を中心に据えた父、実母、義母のちょっとずつお互いに居心地の悪い関係性。

アンソニー・ホプキンス演じる父を訪ねる場面の台詞が印象に残りました。

大意ですが、

「50歳になった今でも、昔の出来事にとらわれるのはよせ」

「昔からいい加減に開放されろ」

かなり自分には刺さりました。

幼少期のいろんな体験を生々しく引きずってまだ傷が癒えていないような人間には、はっと目を覚めさせるような言葉ですね。

 

またヒュー・ジャックマン演じるピーターも言います。

「自分の苦手な役を演じ続けるのはつらい」

この役、というのは、彼の場合父親のこと。

世間的には成功しているように見える人でも、苦手なこと、適していないように感じることはもちろんあって、それに奮闘し続けるというのは本当に楽なことじゃないですよね。

 

そして、終盤の場面の「I am proud of you」、こう言えること、言われること、とても幸せなことだなと思いました。

 

それではみなさま、今日もいい日を。

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