Web小説発掘記 その259 最強と最弱 作者 「 」

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前書き

この記事は作品のネタバレを含みますのでご注意。
こちらの記事はあくまでも筆者の個人的意見です。
評価の基準としては200円~700円前後の書籍を購入し、読んだものとして付けさせていただきます。そのため基本的には厳しめとなります。
※こちらは記事を書いた時点での最新話である『意志』までを読んでの感想、レビューとなります。
※甘口記事です。

あらすじ

「力」と呼ばれる超能力が当たり前に存在する世界でごく稀に存在する無能力者な主人公 赤星優斗。

彼は、隕石すらも豆腐のようにみじん切りに出来るほどの実力を持つムーン高等学校の教師の白衣幻燈と出会う。

そしてその後主人公に悲劇が訪れる。

それをきっかけに主人公は、超能力者が集うムーン高等学校に行くことになる。

果たして、主人公の野望は達せなるのか!!

ストーリーとあらすじ

超能力が存在する、現代に近い世界観を舞台として繰り広げられる能力バトル的な小説。

とはいっても、ストーリーがまだ序盤しか語られていないのでその魅力には未知数な部分が多いというのが正直なところ。

作品の特徴としては、「力」と呼ばれる超能力がある世界。
その能力を使い、人々を護る側と壊す側に派閥が分かれている。

主人公は無能力者だが、あることをきっかけに力を手に入れる……といった極めて王道を突っ走っているということぐらいだろうか。

いいじゃん。
こういうのでいいんだよ、こういうので。

一応主人公は学園に通うらしく、その辺りで作品がどのように動いていくのかも今後の期待部分としてあげられる。

作品の特徴としては、特筆するべきはスピード感だろうか。序盤から急展開の連続で、まさに息つく暇もない。

最序盤に衝撃的な展開を持ってきておいて、読者を一気に物語の中に惹き込む手腕はお見事の一言。

これからどういったキャラクターが登場し、主人公がどんな道を歩むのか。
意味深な言葉も多く、作品世界に読者を釘付けにする要素も強いのも読んでいて楽しい。

キャラクター

赤星優斗

主人公。

当初は「力」を持たず、それに憧れていた節がある。

とある衝撃的な事件がきっかけで、「力」に目覚めるのだが……。
まだ物語が始まったばかりだというのに、随分と重いものを背負うことになってしまった主人公。

果たして彼が歩む道はこれからどうなるのか……。

総評

評価点

とにもかくにもスピード感だろうか。
物語は急展開に次ぐ急展開で、次々と先を読み進めたくなるような魅力に満ちている。

まだどうなるかが詳しく語られたわけではないが、少年漫画的な展開も魅力の一つ。

問題点

特になし。

最終評価 XX点(甘口なので点数はなし)

少年漫画的な王道展開を走ってくれるライトノベル的小説。

それだけでなく、主人公が背負う重いものなどダークな雰囲気も備えているので、そういう作品が好きな人にも是非お勧めしたい。

物語の立ち上がりとは思えないスピード感と熱量が感じられる小説。

所要時間は『意志』までで凡そ5分ほど。

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