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「0秒思考」のススメ

#19  2024.3.10.

毎朝のルーティンの中に「0秒思考」を取り入れている。
「0秒思考」は、赤羽雄二氏の著書『0秒思考』(ダイヤモンド社)を読んでから、自分なりにアレンジして取り組んでいる。とても読みやすい本なので、一読をおすすめする。

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一生懸命に考えているつもりで、実際は立ち止まっている。という人が意外に多い。前に進まない。あるいは、空回りする。気になることがあると頭がうまく働かず、考えがなかなか深くならない。考えようとしても目の前の別の課題が目に浮かぶ。集中して考えることができない。行ったり来たりで結論が出せず、時間をかけても深堀りできず、堂々巡りすることになる。(中略)日本では小学校の時から、考える訓練、効果的に考えをまとめる訓練がほとんどなされていない。

赤羽雄二氏著『0秒思考』(ダイヤモンド社)「はじめに」より

A4の紙に1件1ページで書く。ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。1毎日10ページ夏季、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」が鍛えらえれる。

赤羽雄二氏著『0秒思考』(ダイヤモンド社)「はじめに」より

1.A4のコピー用紙を用意する

A4のコピー用紙を横にして書く。赤羽氏がいろいろな紙の大きさで試してみたがA4用紙が思考の制限がなく一番適していたという。

2.左上にタイトル、タイトルに下線、右上に日付を書く。


3月7日のnote記事のメモ

悩んでいること、考えたいこと、気になることなどを左上に書く。タイトルだとわかるように下線を引く。右上に日付を書く。
私は毎朝0秒思考に取り組むので、スマホのメモ機能に気になること、考えたいこと、noteの記事にしたいことなどを残している。仕事の場合、その場で瞬時に判断することも多いが、じっくり考える必要があることは、毎朝の0秒思考の時間に考えるようにしている。
1日で結論が出ないことは、次の日に繰り越すこともある。
ずっと考えて堂々巡りになるよりも、メモとして残しておいて次の日に見直す。最近の傾向だと、見直してもあまり変わらないので、やはり最初に考えたことが暫定の結論だとすることの方が多い。

3.1分で思いつくままに書いていく

思いつくままにA4用紙に書いていく。
その時のルールは、

  • 手書きで書く

  • 1枚1分以内に書く

  • 4~6行書く

  • 1行は20~30文字で書く

  • 自分が読めるくらいの字で十分

誰かに見せるために書いているわけではない。
自分の思考を深めるために書くので自分が読める字で十分である。
4~6行というのは理由がある。
頭の中を言語化する作業なので、頑張って4行書くことで頭を使っている感覚がある。2,3行は考えが浅くても書ける。
6行までというのも理由があり、7行以上だと同じことの言い回しだったり、大事ではないことも混じったりなどする。そもそも私は1分で6行も書けない。
また、20~30文字で書くことで悩みや考えが具体化されてくる。10文字で書くこともできるが、抽象的すぎる。

書いたら放置→定期的に見直す

本には夜にクリアファイルにまとめる。
とあったが、私の場合は週末にまとめてファイリングしている。
確か本には3か月に1回見直す?と書かれていた気がする。
まだ始めて2週間程度なので、ゴールデンウィークくらいに経過報告をしたい。

本の通りに進める。それからアレンジ

私は1分で1枚は書けない。
そこで1枚を2分で書くことにしている。
1分タイマーですすめても途中で終わってしまったり、焦って思考にブレーキがかかったりする感覚があるため、2分としている。
10分のルーティン作業なので、毎朝5枚と決めている。
慣れてきたら1分で書けるようになると思うし、たまに1分で書けるときもある。
ただ、それ以外は本に忠実に従っている。
最初はA4用紙は大きいからB5用紙と思ったが、A4は余白がある分、書き広げたい、もっと考えられると余裕が生まれる。このままA4用紙で書き続けると思う。

まとめ

1分でA4用紙に30文字程度で4行思いつくまま書く。
「0秒思考」はとても簡単で短時間でできることが続けられている理由だと思う。
続けてみることで分かることもある。
やってみて続かないようであればそれは自分の人生に不要なことだったのだ。
他の人に効果的でも自分に効果的かどうかはやってみないとわからない。
毎年、毎月、毎日が同じことの繰り返しで閉塞感を感じている人は、何か新しいことにチャレンジすることをオススメする。

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