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マッチングアプリと季節のパフェ

お気に入りのカフェ、喫茶ヒトクチヤさんで
季節のパフェを食べる。
私の休日の過ごし方の定番だ。

丹波栗のパフェ


この日のお客さんは全員女性一人客。
静かで居心地が良かった。

別におしゃべりに花を咲かせているグループが
いたって全然居心地は悪くないんだけど、
これが男女カップルだと話が変わってくる。
それも、何年も付き合ってるだろう落ち着きの
あるカップルだとなおさら。

私は現在独り身で恋人ができる兆しもない。
マッチングアプリを始めてから2年の間に
恋人ができたこともあるけれど、結局長続き
せず今に至る。

こんな状況だから、長く続いているであろう
カップルの隣の席などになったときは何とも
言い表せない焦燥感でいっぱいになる。

街中のいたるところでカップルを目にして、
世の中こんなにたくさんの人に恋人がいるのに
どうして私にはいないんだ、
私はそんなに価値のない人間なんだろうか、
どこをどう治したらいいんだ、、、と
もうぐるぐるといろんなことを考えてしまう。

仲の良い友人からの結婚報告を聞くたび
私は今後こういう報告をすることもなく
一生独りで生きていかねばならないんだろうな
とか、また遊んでくれる人が減っちゃったな
とかいろいろ考えながら笑顔で「おめでとう」
と言うのが定番になってきた。

好きな人という存在は、もう随分と長い間
いない気がする。
マッチングアプリで恋人を絶え間なく作っている子は、すぐに人を好きになっている印象だけど
私はそれができなくて、今年で28歳になってしまう。

アプリで相手からの連絡が途絶えるたび、
自信を失うと同時にどこかでホッとしている
自分もいて、一体私はどうなりたいんだろうか。
よくわからない。

あいみょんの裸の心の冒頭の歌詞が沁みすぎて
痛い。
そろそろ楽になりたいなと思う。

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