2022年10月のジミーソウルラジオ

ジミソラジオことジミーソウルラジオはDJのジミーソウルさん(日本人)が"メロウ&グルーヴィー"をキーワードに幅広い選曲と心地いいお話を届けてくれるラジオ番組です。リラックスした雰囲気もありながら、音楽やそれにまつわるお話も盛りだくさんで私自身、毎週楽しみに聞いています。        
そんな大好きな番組についてもっと知ってもらいたいのと自分用のメモを兼ねて放送内容を書いてみました。野暮なこととは思いますが、まだ聞いたことのない方にも興味を持ってもらえたら最高です。
こちら香川県RNC西日本放送から毎週木曜日夜11:00~11:30の放送ですが、ラジコのプレミアム会員になれば日本全国から聴くことができます。気になった方はぜひ聴いてみてください。

10月1週目(2022年10月6日) 新シーズンスタート回

1.Black Jesus Experience / Spirits of the Land
2.JariBu Afrobeat Arkestra × Tina / Rock Steady
3.Carmy Love / Together Again
4.Frank Popp Ensemble / Torn Up
5.Carrtoons feat. Nigel Hall / Groceries
6.Kimkoro / Daydream
7.Windy / あなたに逢えない時は

今週は新しいオープニングテーマにのせて番組のスタート。10月からの番組オープニングテーマはBlack Jesus Experienceの「Spirits of the Land」。オーストラリア、メルボルンに拠点を置く大所帯エチオピアジャズバンドです。彼らの新しいアルバム『Good Evening Black Buddh』から。そのまま曲をオンエア(楽曲1)。

余談ですけどメルボルンの英語の発音ってめちゃくちゃ難しくて正直私ずっとできないんですけど、と語るジミーさん。
英語というとオンラインTOEICスクールのCOREDAKEをリスナーさんと受講し、その後目標としていた900点が取れたそう。興味のある方はぜひ「コレダケ TOEIC」で検索してみてください。

オープニングナンバーのバイブスを引き継いで2曲目のご紹介。こちら日本人アーテイストJariBu Afrobeat ArkestraとジャパニーズR&Bシーンの先駆者ティナさんのコラボレーション楽曲。大クラシック、Aretha Franklin「Rock Steady」のカバーです(楽曲2)。

お馴染みのホーンのフレーズがなかなか出てこないところも凄く好き。意欲的なカバーは大歓迎とジミーさん。こちら7inchのレコードが10月12日発売予定となっております。

続いても女性ボーカルの楽曲を。こちらイギリスから直接届いたホットな音源です。Carmy Loveさんの新曲「Together Again」(楽曲3.ご本人からのコメントあり!)

「いやーもうホント最高ですね。2022年にこういうソウルナンバーが聴けるというのは本当にうれしいです。」こちら7inchシングルもリリースが予定されているそうです。
また番組でプッシュし続けているBig ACレコード並びにSoul Tuneレコードは日本国内の個人でやっているレコード屋さんでもジミーさんが取次をするので!取り扱いできますよとのこと。

イギリスからの音源をお送りしたのでもう1曲2022年のノーザンソウルチューンをお届けです(楽曲4)。

2022年にこういう「ノーザンソウルチューン」(ノーザンソウルシーンで人気があるいわゆるソウルど真ん中ではない楽曲)が聴けるとはびっくりしましたねとジミーさん。こちらFrank Popp Ensembleはドイツの人たちだそうです。こちらのミュージックビデオの方はレジェンダリーDJ並びにレジェンダリーダンサーのKeb Dargeさんが主演となっています。チェックしないとですね~。

こんどはニューヨークからCarrtoons。そしてシンガーがNigel Hallさん。こちらも最高の2022年のノーザンソウルチューンになっています。(楽曲5.をオンエア)

「いやーどうでしょう。私の言うね、ノーザンソウルというのが伝わっていたら嬉しいですね。こちらCarrtoonsさんはニューヨークをベースにするマルチインストゥルメンタリストで、よくあのベースが一番得意みたいでベース弾いてる写真はたくさん見ました。でアルバムこの『Homegrown』はバラエティに富んだ楽曲が入っていていわゆるヒップホップマナーな楽曲からこういったノーザンソウルチューンからホント才能がほとばしってますね。イメージとしてはLack Of Afroさんなんかとテイストが似てるなーと私は思っております。Carrtoonsさんみなさんもチェックしてもらえたらと思います。」

続いて今週最後は教えてもらった楽曲、Kimkoroさんで「Daydream」です。大阪をベースに活動しているイラストレーターのぱいせんさんがこのKimkoroさんにフォローされており、それをたどっていき知ったそうです。彼女はテキサスヒューストンの方らしいのですがYOUTUBEが100回未満の再生だったので、これは埋もれさせてはなるまいとジミーさんに教えてくれたそうです。楽曲6をオンエア。

ここでビッグニュースです!Windy並びに一の宮ビッグバンドの「あなたに逢えない時は」の7inchシングルがリリースされます!
(ファンファーレの音)
こちらレーベルデザインはナカバさんが手がけており、ジミーソウルラジオを通じてできた楽曲のためこの番組を聞いているリスナーさんに先行販売されます。楽曲7.のオンエアとその内容についての説明がありこの週は終了となりました。


10月2週目(2022年10月13日)  ナカバさん回

1.Jensine Benitez / Ilusion De Amor
2.Alanna Royale / Fall In Love Again
3.Jeb Loy Nichols / The World Loves A Fool
4. El Count Executives / Pot Of Gold
5.Mamas Gun / Party For One

先週番組で発表したWINDYと一の宮ビッグバンドのスプリット7inch「あなたに逢えない時は」。こちら大好評だったようでそのお話からスタートです。現在は番組のメールアドレスからと一の宮ビッグバンドのライブ会場でのみ販売をしているとのこと。今どきはインターネットをすれば色々なところでレコードは買えますが、こちら香川高松で1年を通して作った楽曲なので、まずは香川県でしか買えないことにするそうです。
「気になるけどどこで買えるの?って状況にできればなと思っていますのでこの番組のリスナーのみなさんはもうもうねレコード手にした瞬間に営業社員のひとりですから、PRスタッフのひとりですからインスタグラムとかツイッター等でかけていただいて、もし訊かれたらまずはこのジミーソウルラジオを聞けば販売先が分かるよというふうに、この番組を聞いてもらうほうに大きい声では言えないですけど誘導していただければと思います笑。」

今週は10月の第2週ということでここからナカバさんご出演です。
いよいよ1ヶ月後に迫ったボビーオローサのライブについてのお話から。ライブのチケットは全て売り切れてしまい、現在追加公演が発表されています。ナカバさんご自身についてはあまりDJの練習ができてなかったのでここから当日に向けて頑張っていきたいとお話していました。

そしてナカバさん紹介の1曲目をオンエア(楽曲1)

今や大ブレイク中Thee Sacred Soulsのコーラスをされている方だそう。彼らと同じPenrose Recordsからのリリースとなります。作詞はこのコーラスのJensine Benitezさんが行い作曲はThee Sacred Soulsドラマーのアレックスがやっています。
こちらの曲はスペイン語でB面は英語の楽曲。私は両方好きですねとジミーさん。英語以外のスペイン語なども独特な耳に心地いいものがあり好きですねとナカバさんも続けます。

続いて2曲目はAlanna Royaleで「Fall In Love Again」(楽曲2)

こちらお馴染みColemineからのリリースですが、ここからは初めてのようです。今年の初めにSoul Stepからアルバムがリリースされたり3年前はTransistor Soundからレコードストアデイで7inchがリリースされたりとキャリアのある方とのこと。
今回コールマインからリリースするということでプロデュースはMonophonicsのKelly Finniganがアサインされていておーっていう感じですね。クレジット、レーベル見るだけでもう間違いない中このアレンナさんの素敵な歌声でグッとくる曲になってると思いますねとナカバさん。

続いて3曲目Jeb Loy Nichols「The World Loves A Fool」(楽曲3)

この楽曲はBobby Orozaと同じTimmionレコードからのリリースになり、演奏もCold Diamond & Minkが担当しています。
この曲リリース自体は今年の初め頃でしたが、ナカバさんが買ったティミオンの靴に付いていた7inchの1枚がこちらだったそう。一般発売されているものとレーベル名とデザインが違うそうです。
11月3日はこの曲はかけますか?との問いにかけたいと思いますとのお答え。じゃあその時は靴と一緒に写真とってもらえたらと思いますとジミーさん。

そして4曲目El Count Executives / Pot Of Goldのご紹介(楽曲4)

この曲はトップオゥンツのひとつだったからオフィシャルでリイシューされて私は正直結構ショックですねとジミーさん。これで2枚使いしたいなと思ってジミーソウルウォンツノートにはずっと書いてるレコードですね。
ナカバさんは確かコンピ『Soulful Thangs』の5に入っていたのでこの曲を知ったとのこと。
当然e-bayでもとんでもない値段になっていたんで買えなかったんですけど、デトロイトのレコードでレーベルデザインもカッコいいし。それがこの例のSymphonical Recordsからリイシューがでまして。ちょっとバックグラウンドストーリーもききたいですねとジミーさん。
こちらオリジナルのレコードを買うにはお金だけじゃ解決できないレベルの人気盤だと思いますのでレコードでゲットしたい方は今回のリイシューをお見逃しなくとのこと。
またAdrian Carmineの「Listen To My Heart Speak」はメロディも展開も同じでほぼカバーと言えるのではとお話していました。

ラストはMamas Gun「Party For One」(楽曲5)
最後はスウィートソウルからAORに寄った選曲。シンプルにいい曲だと思ったそうです。

最近色んなところでDJしていてBobby Orozaとも共演できて正直私の妬み、嫉み、僻みが増していっている感がありますので、ナカバ君にはもっと厳しいことを要求するかもしれませんね笑とジミーさん。
その後「あなたに逢えない時は」のお知らせを行い番組は終了となりました。


10月第3週目(2022年10月20日)Ivy Jo Hunterさん追悼特集

1.Martha & The Vandellas / Dancing in the Street
2.The Marvelettes / I'll Keep Holding On
3.Ivy Jo Hunter / Only a Lonely Man Would Know
4.Four Tops / Ain't No Woman (Like The One I've Got)
5.Mestizo Beat / I Want You

この週はIvy Jo Hunterさんの追悼特集。内容の一部を省略してしまうと放送時の素晴らしさが半減してしまうと感じたので書き起こしとしました。

こんばんはジミーソウルです。高松市丸の内にあるRNCラジオからお送りしていますジミーソウルラジオ。木曜の夜メロウ&グルーヴィーなソウルミュージックを思いれたっぷりにご紹介していきます。
本日はですね完全に私の中のストーリーになるんですけど、そちらをですね。ご紹介していけたらなと思っております。
昨年の10月5日ですね。初頭にあのギタリストのEddie Van Halenですね、Van HalenのギタリストのEddie Van Halenさんがお亡くなりになって、1年経ってツイッター等やインスタグラム等でやっぱ追悼のポストをいろいろ見たんですけど。その中でですね10月の7日にIvy Jo Hunterというモータウンのソングライター、プロデューサーの方もお亡くなりになりまして。でこの因果関係、因果関係っておかしいなこの2組がですね個人的にソウルミュージックを聴くきっかけになった方々でして。というのはですねVan Halenの『Diver Down』ってアルバムに「Dancing in the Street」。いま後ろでかけてもらってるんですけど。この「Dancing in the Street」Martha & The Vandellasのカバーが入っていてカッコいいなと思ったんですよ。当時中学生ですね、中学生の私これカバー曲であることになかなか辿り着かなくて。まぁ色々多分何かで調べてカバー曲だってわかってオリジナルはモータウンから出ているMartha & The Vandellasの「Dancing in the Street」。
この曲すごいいろんな人がカバーしてて、あのMick JaggerとDavid Bowieもカバーしてますね。そんな訳でホントスゴイ人がカバーしてて、この曲はMarvin GayeとIvy Jo Hunterが書いた曲だと後に分かったんですけど。
この曲がホント好きで、じゃあ今日はまずこの楽曲から始めましょうか。それではお聴きくださいMartha & The Vandellasで「Dancing in the Street」になります(楽曲1)。

いやー何回聴いても最高ですね。Martha & The Vandellasはあとは「Nowhere to Run」とか、もちろん「Heat Wave」も好きなんですけどこの曲いいですよね。
このIvy Jo Hunterさんはちょっとね似た名前の人が多くて、まずIvory Joe Hunterというブルース系の人もいます。あと同じモータウンにJoe Hunterという人もいてこのJoe Hunterさんはあの『永遠のモータウン』に出ているJoe Hunterさんですね。ディープファンクの7inchを買っているひとからしたら「ハンター・アンド・ザ・ゲーム」(こちらでしょうか?)という7inchで欲しい人が多いかもしれないですね。
そのJoe Hunterさんとは別の、Ivy Jo Hunterさんですね先日82歳で残念ながらお亡くなりになったんですけども今日はですねまずこのIvy Jo Hunterさんの素晴らしい楽曲をご紹介していけたらと思います。
でこのジミーソウルラジオでも何度か申し上げてますけど私ノーザンソウルというイギリス北部から発生のカルチャー、その下でかけられたソウルの7inchのシングルがスゴイ好きなんですけど、そのシーンでも人気があったチューンですね。このThe Marvelettesの「I'll Keep Holding On」これもカッコいいので、いやーIvy Jo Hunterさんホントいい曲書きますねということで続いてお聴きください(楽曲2)。

もう最高ですね。それでですねこのIvy Jo Hunterさんホント素晴らしい楽曲をたくさん書いてまして。そうですね私が好きなのだとMarvin GayeのMarvin GayeのM.P.G.か、M.P.G.に入っている「Only a Lonely Man Would Know」ですね。これもスゴイ好きですね。このモータウンってやっぱりいろんな人が大量に録音してまして後から後から未発表曲がもうなんて言うんですかね、溢れ出る程いろいろ出てるんですけどこの曲のIvy Jo Hunterさんがやってるバージョンもありましてこれがですねまたいいですよ。こうもちろんMarvin Gaye程ボーカルは歌えてはないんですがそこがいいんじゃないって味わいがあって。十何年前に多分ブートでSoulwaxってイギリスのレーベルから7inchも一応はでてます。今日はねこんな機会なのでこのバージョンをおかけいたしましょう。Ivy Jo Hunterで「Only a Lonely Man Would Know」になります(楽曲3)。

いやこのね枯れた味わいもいいですよね。あとですねIvy Jo Hunterさんはモータウンを離れた後にFunkadelicですねFunkadelic。Funkadelicのファーストアルバムに携わっていたりとかですねDramaticsのリードシンガーだったWee GeeですねWee Geeのソロアルバムなんかにも携わっていました。
それでですねまたこう訃報(聞き取り?)に私触れましてArt Laboeというですねアメリカは西海岸を中心に活動した伝説的ラジオディスクジョッキーもう言ったらラジオディスクジョッキーの祖と言えるような人がですね先日97歳でお亡くなりになったんですけど正にですね私がこの番組で紹介してきてますそういう西海岸を中心とするスウィートソウル、チカーノソウルの文化はこの人のラジオ番組を通じてできてきたものと言っても過言ではないほどの影響力を持つ方でArt Laboeさん。インスタグラムとか見てもらったら追悼するポストが本当にたくさん並んでおります。あとこうリクエストをもらって別の人に曲を捧げる、dedicationって言うらしいんですけど。このスタイルをそもそもこの人が作った。あとですね"Oldies But Goodies"、古いけどいいよねってことですよね簡単に訳すと。その言葉自体も彼が作った。でかつですねそのコンピレーションシリーズも出ております。でIvy Jo Hunterの書いた曲で有名な曲でFour Topsの「Ask the Lonely」。この曲もですね多分Art Laboeさんのラジオでかかってたと思うんですけどそのいわゆるチカーノソウルだったり西海岸のソウルミュージックのいわゆるスウィートソウル好きな人にはビッグチューンで。テキサスのまぁこれまたなかなか入手困難なレコードになるんですけどDanny & The Dreamersっていうグループがあって、そのグループがやってる「Ask the Lonely」なんかはみんな欲しがってるレコードかなと思いますね。
そういった訳でまぁこのArt Laboeさん並びにやっぱこうIvy Jo Hunterさんのこう何ていうんですかね。このアメリカのこの交差する感じ文化が、が私大変すきであります。ハイ。
今日はですねじゃあ別のFour Topsの曲を選曲いたしますね。この『Oldies But Goodies』に入ってます。70年代ですねモータウンを出てからのFour Tops、ABC/Dunhill(レーベル名)のリリースになりますね。「Ain't No Woman」になります(楽曲4)。

でですね例によってコレ前も申し上げましたが訃報に触れなんかこう情報をまた色々ですねネット記事とか読むのは私もそれしちゃってることは事実なんでそんなかで色々知ることができまして。彼はですねドライブインで出張ラジオブースを持ち込んでそこで生放送でラジオやってたそうです。それであのホント電話を受けてリクエストをかけるということをされてたみたいでそこにいわゆる有名人セレブも通りかかったりとかがいっぱいあったみたいななかで、モータウンですねモータウンを立ち上げたばかりのベリー・ゴーディも来て挨拶をしたそうですね。スゴイ歴史的瞬間ですよね。そんなエピソードを今ですねやっぱこう記事で色々読めますので色々読んでもらえたらと思います。あとですね彼はですね97歳でお亡くなりになったんですけど亡くなる前日まで録っていたラジオが9日にオンエアされたそうです。ホントすっごいひとですね。Art Laboeさん。

はいそれではですね最後にご紹介する楽曲はぐっとですね今に近づいてまいります。昨年リリースされました同じく西海岸のバンドですねMestizo Beat、メスチィソ・ビート難しいですね。のもうご存じMarvin Gayeの「I Want You」のカバーになります。こちらの7inchですね先日日本国内のレコード屋さん主導で妄想じゃなくて現実になった日本版仕様でジャケット付で出てますので今だったらお買い求めやすいかなと思います。このバージョンスゴイいいですよ。グルーヴィーなMestizo Beatの「I Want You」を最後にお聴きください(楽曲5)。

はいそんな訳でですね私的な追悼特集になりました。んーまぁIvy Jo Hunterの楽曲こんなかかるラジオはなかなかないと思いますのでお楽しみいただけたらと思いますし改めてお悔やみ申し上げます。
(楽曲6のオンエア)

あとですねリクエスト、リクエスト今日出てきましたねみなさん何の曲をリクエストするかピンときてますでしょうか。
ええあの曲ですよWindyさんの「あなたに逢えない時は」のリクエストを思いっきってですねほかのラジオ番組さんにもしてみてください。そんな訳でですね引き続き7inchレコードはjimmie~(以下省略)ジミーの綴りはjimmieで~(以下省略)1枚送料込みで2000円となっておりますのでぜひぜひ引き続きお申込みください。あとですねリクエスト並びにインスタグラムとかツイッターにポストしてもらえたら大変嬉しいです。それでは来週10月27日の夜11時にお会いしましょう。ジミーソウルでした。


10月第4週目(2022年10月27日) Carmy Loveさんインタビュー

1.Andre Cruz and Chris Lujan / Can I Call You Rose?
2.Carmy Love / Thinkin' About You
3.Carmy Love / Together Again
4.Joss Stone / I Got The…
5.Bruce Springsteen / Do I Love You
6.Frank Wilson / Do I Love You

今週は楽曲紹介から。この番組で2年くらい前からずっと推し続けているThee Sacred Soulsですがアルバムが日本中のラジオでプッシュされています。先日はクレイジーケンバンド横山剣さんの番組でもかかっていました。「決してこの番組が最初に紹介しましたよという気はさらさらないんですけどやはりですねネクストステップに行きたいなと思ってまして。」
なんと彼らのデビューシングル「Can I Call You Rose」をAndre CruzとChris Lujanがカバーしました。11月の3日か4日からプレオーダーが始まるとのこと。このカバーバージョンが大変よいということでこちらのナンバーからスタート。わざわざ音源を送ってくれたそうで(楽曲1)、聴けばわかる通りロックステディーカバーとなっています。

ここからは先日、BIG AC Recordsからの2枚目の7inchシングル「Together Again」をオンエアしたCarmy LoveさんへZoomインタビューの様子をご紹介。今回は時間がなかったのと音声トラブルのため短めになったそうです。
(自己紹介の音声)
ここで自己紹介でも触れられていたBigACレコードからの去年出たデビューシングルをお届けです(楽曲2)。

まずジミーさんから新曲「Together Again」が本当に素晴らしいことを伝え、この曲も作曲をしているNick Corbinについてきいています。
(インタビュー音声)
基本的に彼ニックと一緒に曲を書いていて、彼が書いてくれたことにカーミーさんも惚れ込んで、レコーディングをして世に送り出すことができた。私自身この曲はとても心に響いたしそれを感じることができたとのこと。愛する人と再び一緒になるために必要なこと、あるいはそうしたいと思うこと、それは美しいことだと思うと歌詞の内容についても言及してくれました。

続いてこの曲のB面、フリップサイドは録音しているの?、7inchのリリースはいつなの?といったことを質問しています。
(インタビュー音声)
B面のほうも収録は終わっており既にライブのほうで「Together Again」と併せて披露しているそう。オーディエンスの評判もいいしリリースがホントに楽しみですとのこと。

彼女のミュージカルバックグラウンド、どういったことでソウルミュージックを聴き始めたのかをきいています。
(インタビュー音声)
なんと彼女の母親と義理のお父さんがローカルのラジオステーションでラジオDJをしていたそうです。そういったこともあってたくさんの音楽を聴いて育ったそう。ハウスパーティーや集まりも多かったそうです。家族みんな音楽をたくさん聴いていましたしいろんなスタイルの音楽を聴いたそうで、彼女自身はChaka Khanがスゴイ好きだったと言っていました。
彼女はプロフェッショナルなシンガーとしてのキャリアが既に長い方で、ブランクもあったそうですがNew Street Adventureというバンド(Nick Corbinがリーダーのバンドで、イギリスの名門Acid Jazzからのリリースもあるバンド)やCool Million(デンマークとかドイツのいわゆるディスコ・ブギー系のユニット)のバックコーラスを務めていたそうです。
The MilkというバンドのMitch Aylingさんがスタジオを持っていてそこでインパーソン、皆スタジオに集まってレコーディングをしたとのこと。このミルクのミチさんは才能に溢れていると彼女は何度も言っていたそうです。

最後に彼女からのメッセージ。
(インタビュー音源)
ここでインタビューの音源に続けて楽曲3.をオンエア。

そんなCarmy LoveさんにAbi Farrellさん、Emma Nobleさんも所属するBig ACレコーズはライブソウルレビューというパッケージで皆さんライブをしています。こちらのライブソウルレビューでは11月24日にノーザンソウルの聖地のひとつThe 100 Clubでライブをするのでイギリス在住のジミソラジオリスナーさんはレポートをお願いしますと呼びかけていました。

ジミーさんはポッドキャストも色々聞いているそう。以前Abi Farrellさんも登場していたイギリスのポッドキャスト「Off The Beat & Track」の最新エピソードにイギリスを代表するソウルシンガー、Joss Stoneさんがゲスト出演しています。彼女は凄く明るい人なんだという驚きもあり、面白かったそうです。
そのポッドキャストでの最初の質問がいきなり一番イントロが好きな曲はなに?という質問でなかなか面白い質問の仕方だなと思ったそう。今後誰かにやってみたいなと思うんですけど私がいきなりそんなこと言ったらみんなキョトンとしちゃうかもしれないですけどとジミーさん。
そこで彼女が選んでいた曲がLabi Siffreの「I Got The (Blues)」という曲。こちらはEminemの「My Name Is」でサンプリングもされています。
またJoss Stoneさんは彼女自身もポッドキャスト「A Cuppa Happy」を毎週やっています。幸せとは何かみたいなことをゲストの人を招いてきいていくという番組で面白く、彼女の英語は聞き取りやすくリスニングの練習としてもオススメだそうです。
今回はアルバム『Soul Sessions Vol.2』に入っているJoss Stoneさんがカバーしている「I Got The(Blues)」をお届け。この曲は表記が「I Got The (Blues)」と書いてあったりブルースが無かったりすることもあるようです。
楽曲4.をオンエア。

最後にメールとリクエストのご紹介。リクエストはなんと、この番組では初めてのBruce Springsteen。新作アルバムが古いソウルのカバー集ということでそこから「Do I Love You」をオンエア(楽曲5)。

こちらは今度出るアルバム『Only The Strong Survive』からのリードシングル。この曲は世界で一番高いレコードじゃないですかねとジミーさん。
「こっから喋りますよ。このレコードはですね伝説のノーザンソウルディスコ、ノーザンソウルヴェニュー『ウィガン・カジノ』で閉店ですね、終わるときの最後にかかった曲ですね。この曲はですねスゴイストーリーがいっぱいあって、でまぁ私がですねこのノーザンソウルというカルチャーに興味持ったときは世界に1枚しかコピーがないと言われていたんですよ。モータウンの傘下のSoul、Soulレコードからの1枚しかないと言われていたんですけども。それでですねこう名だたるコレクターの下に渡っていってティム・ブラウンって人が最終的には持ってたんですけども、そんな訳であ~1枚しかないレコードでスゴイなと思っていたらなんとですねこのレコードの2枚目のコピーがですね2000、1900~だから自分がちょうどまだアレかバリバリ7inch買ってた頃にちょうど見つかって。ていうのはデトロイトのプロデューサーのフランク・マーフィーって人がこう自分のレコードのコレクションをティム・ブラウンの、さっき言ったティム・ブラウンのアングロアメリカンか、っていう会社、レコード、アングロアメリカンに全部、全部売却したんですよ。その中になんと2枚目の『Do I Love You』が見つかって、でスコットランド人のコレクターのえーとですねケニー・バレルって人が当時たしか15000ポンドで買って、でその15000ポンドで買ったレコードを確か2008年に販売して25000ポンドで落札されてですね。25000ポンドってちなみに400万強です。はい。そのねもうアレなんですよ。25000ポンドで買った人は正体を隠してたっていうか言わないでくれってことだったんですけども2020年になんと別の人が買いましたこのレコード。でそのジョーマンシップってすんごい有名なレコードディーラーを介して買ったらしいんですけどその彼も値段は公表してないので少なくとも25000ポンド以上っていうことで。凄いですよね。もう車どころじゃないですよね。なんだったら家が建つくらいのレコードになっております。ホントにですね。じゃ最後に今日はですねこのオリジナルのFrank Wilsonによる『Do I Love You』でお別れいたしましょう。」
楽曲6.をオンエア

「いやーいいですね久々に聴くとこの曲。私あのーこの曲をなんでカバーしたんですかとBruce Springsteenさんにききたいですね。どなたかZOOMインタビュー取り繋いでいただいたら大変嬉しいです笑。それでは来週11月3日の夜11時にお会いしましょう。ジミーソウルでした。」


10月のプレイリスト

放送でオンエアされた曲をまとめてみました。見つけられなかった曲や放送時と違うバージョンもありますが、ご了承ください。
アップルミュージックが調子悪いようなのでスポティファイでも作ってみました。

・アップルミュージック

・スポティファイ









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