はっきり言って、今の日経平均は危険水域に達しているように思う。理由は、株価が上がるような内部要因がないにもかかわらず、株価が上昇しているからだ。 実質賃金は30年間ずっと横ばいであり、貿易収支は回復傾向とはいえまだまだ本格的な回復とは言いがたい。企業物価指数はマイナスを続けている。内部留保は500兆円を超えた。 これらの事例があるにもかかわらず、株価が上昇している要因は何か。それはひとえにアメリカの景気とFRBの経済政策にある。一つ目は、バークシャー・ハザウェイが日本の商