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2023年の沼

最近毎日が楽しい。
特に奇数月が楽しい。

2023年下半期、新しい趣味ができた。
相撲観戦である。

きっかけは6月に見たNetflixのドラマ、サンクチュアリ-聖域-だ。
これは、ママタルトのラジオきっかけで見始めた。

人生でスポーツにハマったことがない上に、スポ根とか暑苦しいドラマも非常に嫌いだったので、ママタルトがあんなに魅力的に語らなければ絶対に見ていなかった。
見始めると早く続きが見たくてたまらなくなった。
8話の猿谷の断髪式のシーンは涙なくして見られなかった。
シーズン2が早く見たい。
見たい見たい…。
この気持ちが本物の相撲を見てみたい!に変わるのに時間はかからなかった。

サンクチュアリをループすること3か月、9月に本物の相撲を見に行けるチャンスが!
いろいろな界隈で鍛えられた私のチケ発力が本領発揮した。
一般先着のチケ発をかいくぐり、私は9月場所千秋楽のチケットを手に入れたのだ。

8月に力士名鑑を購入し、YouTubeで過去の取組を見た。
正直全然わからなかった。ほんとに国技館に行って楽しめるのか…?
不安になってきた。
YouTubeを見る限り、宇良をいいなと思った。お顔がかわいいし、動き回ってみていて楽しい。
私は国技館に行ったら宇良のグッズを買う!と8月までは思っていた。

9月に入り、千秋楽見に行くなら初日から見ないとな…と考え、NHKの中継を録画してみた。
一人で見ていても全然わからない。迫力は伝わるがどこがどうすごいかが全然わからず、解説も専門用語ばかりでわからない。
これは難しいなぁ…と思っていたところに、父が帰ってきた。
「おっ!相撲見てるのか」
そこから父の解説付きで相撲を見た。
用語がわかったり、見るポイントがわかるとこんなに面白いのか!と驚いた。

しかし、一番驚いたのは父が相撲に詳しかったこと。
小さいころから家のテレビで相撲が流れていることはなかったし、父が相撲を見ているところを見たこともなかったからだ。
「上手(うわて)ってなに?」「四つってなに?」のような初歩的な質問に答えてくれるので、相撲が楽しくなった。
ここ数年で一番父親と会話している。

9月場所を毎日録画してみているうちに、推しができた。
琴ノ若だ。
お顔がとにかくかわいい。
(元々顔で好きかどうかを決めるような界隈にいたので、顔から入ってしまうことは許していただきたい。)
身体の大きさも最高。つきたてのお餅ボディ。
(相撲にハマってから「180㎝150kgは力士として決して恵まれた体型ではない」と書かれている記事を読んでたまげた。)
なにより強い!かっこいい!!!
時間いっぱいになったときの、表情の変わり方が好きだ。
うちわなどのグッズになっている表情はちょっとポヤっとしてて、唇もかわいくぽてっとしているのに。
ギャップがたまらない。
9月場所千秋楽で初めて国技館に行ったときは、琴ノ若のタオルを買った。
推しは琴ノ若。

初めての生観戦は激アツだった。
貴景勝と熱海富士の優勝決定戦を肉眼で見られた!
あたみちゃんかわいい…。まだ若いしいっぱいチャンスはあるよ。

10月は巡業にも行った。
朝から友人が運転してくれる車に乗って伊勢原に行った。

チケットもぎりの列が長すぎて、白廻しの関取たちの稽古から見始めた。
私が取ったチケットは溜まりの2列目、東の花道が真横の席。
もう、もう、、最高!!!!

出番(?)が終わったお相撲さんが廻しのまま、その辺を歩き回っている。
力士同士で和やかに話したり、ちょっかいをかけあっている。
売店で軽食を買って浴衣姿で食べている。
など、天国のような光景が当たり前のように広がっているのだ。

巡業やばい。これが𝙃𝙀𝘼𝙑𝙀𝙉_____.
本場所で見る真剣な表情もかっこいいが、巡業で見るリラックスした姿もかなりグッとくる。かなり。

運よく初場所のチケットが取れたので、観戦を楽しもうと思う。
前回より知識が深まったので、入待ちとかもできるといいな。
関取の羽織姿、大好物なもんで。
眼鏡っ子だとなおさらいい。
十両の高橋くんとか最高…。

初場所は推しの大関取り、応援してる力士の勝ち越し、全ての力士が怪我なく終えられることを祈っています。


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