毎日が日曜日?65歳までにしておきたいこと、65歳からしたいこと
今週、郵送で年金受け取りの請求手続きを行った。
昨年年金事務所を訪ねた時には「慌てて請求する必要ないです。65歳からもらうにしても、以降に繰り下げるにしても、一度決めれば、取り消しは効かないのでよく考えて手続きしてくださいね」
そう言われて、年金事務所からくる通知もある意味放置していた。それでも一年考えた末、受給を1年繰り下げて、割り増しで請求しようとほぼほぼ考えを固めていたのだが…。
それでも念には念を入れて、背中を押してもらうつもりで66歳直前、4度目の年金事務所を訪ね、この考えをぶつけてみた。
因みに4回目と言っても毎回、年金事務所、「街角の年金相談センター」が異なり、もちろん担当者も異なる。今回はその場で手続も考えて、担当地区の年金事務所を初めて訪ねた。
それでもいつも通り、とても親しみやすく受給者の立場に立って、相談に乗ってっくれた。前回同様、基礎年金番号を言えば、あっと言う間に今現在もらえる年金受給額がシミュレーション数字がプリントアウトされた。
内容は、前回訪問以降の実収入が反映されるので、精度は当然上がるが、当時のシミュレーションとほぼ同じだった。それを見ながらひと通り説明を受け、1年繰り下げたいという意向を話したのだが…。
「繰り下げると65歳でもらえる年金はもらえませんがよろしいですか?」
「えっ?もちろん分かっていますが、だから割り増しが出るんですよね?」
「最後はご自身でお決めになることですが…。」
「1年の繰り下げで8.4%、停止額には割割り増しは付きませんので、あなたの場合割増額はその半分、元を取るのに10年以上かかりますが…。」「それから配偶者の加算があるのであと2,3年かかるかもしれませんね。」1年かけて考えた結論は数分で覆ってしまった。
もちろん保険なので長生きすればよいのだが最低でも80歳近くまでは頑張らないといけない。私の両親とも長寿だったので自信はあったのだが、年金の元を取るために長生きというのも重荷だ。
「そうだ!今の生活の充実と、80歳以降の安定とどちらを取るかという選択だな。」そう思って考えが変わった。
これは人それぞれ「最後はご自身でお決めになることですが…。」
迷ったら、やはりあれこれ考えたり、ネットで調べるより「何度でも年期事務所に行こう!」