見出し画像

歌う瞑想

4月14日(日)墨田区にて開催されたクリパルヨガフェスタに参加した時のお話、その2

当日は、朝から夕方まで2つのスタジオで14レッスンが行われていたが、私はそのうちの4レッスンに参加した。

印象的だったレッスンのうちのひとつ「踊るヨガ」については、昨日の記事で書いた。今回は、もう一つ印象に残っている↓

歌う瞑想、キールタン
〜マントラの音の波動を歌うように感じてみよう~

↑での体験について。以下↓

スタジオ内に大きく輪になって座る。
ホワイトボードには、レッスンの中で歌うマントラが↓

Aunm Namo Bhagavate Vasdevaya

↑書かれている。

キールタンとは何か?マントラとは?歌う瞑想のやり方などについて、先生が冒頭に講話をしてくださった。


15年ほど前に、私は一度キールタンを体験したことがある。
マントラをメロディーに乗せてみんなで歌った。確か、カスタネットのような小さな打楽器を持って歌った記憶がある。
とても楽しかったので、また体験したい!と思っていた。


さて、講話のあと、
少しだけストレッチをして首や肩、胸の周辺をほぐす。声を出すにもウォームアップは必要だ。
それから、シンプルなマントラ《OM》などをみんなで声に出してみる。声がスタジオの中に反響する。

続いて、ホワイトボードに書いてくれたマントラを先生のリードするメロディーになぞって歌う。

文字ではそのメロディーが表現出来ないのが残念…。

マイナー調のメロディー。
けれど悲しいメロディーではなくて、日本の子守歌のような優しさと温もりを感じる。

最初のうちは、ホワイトボードの文字を見ながら歌っていたけれど、何度か繰り返すうちに見なくても歌えるようになった。
メロディーラインが途中で少し変化していて、音程を違えてしまう。だから、耳を澄ます。目を閉じて聴くことに集中する。

リードする先生とのコール&レスポンスで、繰り返し繰り返し歌う。
途中で、手拍子があったりリズムが速くなったりもした。

リードする先生の歌声をよーく聴く。やわらかいけれど芯のある声だ。

歌声に乗っかっているエネルギーをふわりと受け取って、それをまた同じようにお返しするように私も歌う。

後半は声のボリュームを小さく、極小さく、最後は心の中でつぶやくように歌う。

キールタンは、歌う瞑想とのことだけれど、確かに、瞑想だった。
眠っているわけではないのに眠っているような安らぎの時間。

とても心地が良かったので、また歌いたい!
その日の最終のクラスだったので、スタジオから駅までの道を小さく歌いながら歩いた。ふと、思いついてスマホのアプリに録音した。

自宅に戻ってから録音した自分の声を聴いて、メロディーを思い出して歌ってみた。やっぱり心地良い。

色々と、やりきれない日常をそれでもやっていかないとならないことが多い。
そんな時に口づさんでいる。そうすると、余計なことを頭に思い出さずに済むので、心が穏やかでいられる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?