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17日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比0.3%高の4万3ドル(速報値)で取引を終え、終値として初めて4万ドル台に乗せました。この上昇は、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測の再浮上と経済の軟着陸期待が背景にあります。これにより、テック株や金融株などが上昇し、初の大台突破につながりました。

この動きは、インフレの鈍化とFRBの利下げ期待が市場に楽観論をもたらしたことが要因です。16日の取引時間中には一時4万ドルを超える場面もありましたが、終値として4万ドルを超えたのは17日が初めてです




ダウ工業株30種平均は前日比+0.34%上昇し、史上初めて40,000ドルを超えて引けました1。
ナスダック総合指数は-0.07%とわずかに下落し、ナスダック100も-0.06%となりました2。
S&P 500は+0.12%と小幅に上昇しました。
この日の市場は、特に目立つ材料はなかったものの、10年債の金利が4.42%に上昇し、ハイテク株には重しとなったようです。金利の上昇は、投資家が将来の利下げを期待している中での動きとなり、市場には一定の影響を与えています。

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